文部科学大臣杯第73回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会

ロードレース

出場メンバー:樋口 峻明
   中井 唯晶
   松下 綾馬
   藤田 俊輔
   溝口 智貴
   曽我部厚誠
   吉岡 衛
   岡本 篤樹

1位 武山 選手(日本大学)
2位 冨尾 選手(鹿屋体育大学)
3位 草場 選手(日本大学)
4位 樋口
8位 中井
29位 藤田

日本大学対抗選手権自転車競技大会、通称インカレの締めくくりとなるロードレースが大町市美麻の公道を使った1周12.6kmのコースを14周する176.4kmで行われました。
ここでの順位が来年のツールド北海道の出場権にもつながるので、チームから3人上位に入ることが必要でした。エースの安田が怪我で欠場のため、大幅な戦力ダウンでしたが、自分と中井、藤田が上位を狙い、他のメンバーもそれぞれの役割、目標をもってレースに臨みました。僕自身は、残り50kmを切ってから、集団から抜け出し上位を狙おうと考えていました。
レースが始まって、すぐに吉岡を含む6名程度の逃げができ、集団はサイクリングペースになりました。集団を牽くチームがなく、最大7分近くタイム差が開き、それによって有力選手が散発的にアタックをかけては収まるという展開でした。3人に減った先頭集団に吉岡がしっかり残っていてくれたため、安心してレースを進めることができました。集団のペースが上がると、先頭とのタイム差が一気に縮まったので、タイム差は大きいものの、追いつくのも時間の問題だと思いました。
11周目の平坦区間で、山本選手(鹿屋)、岡本選手(日大)がアタックし、それに反応する形で野本選手(明治)が追い、集団も見逃さず吸収しました。そのタイミングで、確実に集団が止まると思い、カウンターアタックで5名で抜け出しました。メンバーは、樋口、武山選手、須貝選手(法政)、北野選手(立命館)、當原選手(日体)でした。前には吉岡、集団には中井、藤田が待機しており、仮に追いつかなかったり、集団に吸収されてもチームとしては問題ない状態でした。
逃げグループの中で、武山選手だけ自分より余裕が見えたため、極力ローテーションに入らないようにしましたが、そのタイミングで先頭の吉岡が落車リタイアしてしまいました。その結果、先頭が石井選手(鹿屋)単独となり、逃げも武山選手と自分だけになりました。その後、集団から冨尾選手が単独ブリッジして、13周目に石井選手を追い抜いて3名が先頭となりました。その時点で、自分は足が限界に近く、登りで遅れてしまいました。何とか粘り、最終周回を20秒差のままキープし、最後の登りに到達しましたが、集団から抜け出した草場選手に追い抜かれ、4位でゴールしました。

このレースのために、合宿や京都での練習でしっかり準備し、イメージ通りの展開に持ち込めましたが、ただただ力不足で表彰台すら逃してしまいました。今回の結果をしっかり受け止め、チーム全体でまた来年に向けてトレーニングを積んでいきたいと思います。

最後になりましたが、沿道からたくさんの応援を頂き、本当に力になりました。ありがとうございました。
また、秋田監督、山岸コーチをはじめ、サポートしてくださったOBの方々、マネージャー、チームメイト、そして公道を使った素晴らしいレースを開催してくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。

4回生 樋口 峻明



出場種目:スプリント

今回のインカレは就職活動などもあり、満足いく準備ができない状態で試合に臨んでんでしまいました。

そして、練習でのタイムすら出せずに終わってしまい悔いが残る結果となってしまいました。しかし、直前の試合で出場資格を獲得し、インカレで優勝するレペルのチームで、選手として最後のインカレに出場できたことは、とても良い経験になったと思います。

さらに、チームメイトが優勝する場面に立ち会えた事は非常に嬉しく思います。京都産業大学の選手として走る最後の試合で悔いが残る結果となってしまいましたが、このような自分をサポートしてくれた監督やコーチ、マネージャーや選手の方々に感謝したいと思います。4年間本当にありがとうございました。

佐藤大我(経営4年)


文部科学大臣杯第73回全日本大学対抗選手権自転車競技選手権大会レースレポート
 
出場種目、4㎞団体追い抜き
     個人ロードレース
 
結果、  4㎞団体追い抜き 5位
     個人ロードレース 8位
インターカレッジ、通称インカレ。大学スポーツをしている人間なら誰もが目標とする大会だ。誰もが目標とする大会なだけにそこで優勝するのは容易なことではない。インカレまでの準備は入念に慎重にやってきたつもりだった。今年の最大の目的はもちろんインカレロード優勝だ。それも自分の思い描いた展開での勝利。そのために必要な能力で足りていない部分がある。平坦、下りのスピードだ。その能力を磨くためにトラック競技に力を入れていくことにした。なので自分が出られるトラックレース、にはできるだけ出場し、経験、場数を踏んでいった。最後の仕上げに本番と同じ長野県、美鈴湖自転車競技場でのトラック合宿。
とても良い練習ができ、練習の時のタイムで4分16秒という好タイムを出し、大きな自信を持ち、インカレに臨むことができた。大会1日目、同期で団抜きメンバーである松下が4㎞IPで予選1番のタイムを出した。流れは京産に来ている。大会2日目、朝の周回でF1000を1本して感覚を再確認して本番のギア変更し、インフィールドでスタンディングの感覚を再確認してテントで休む。自転車を決戦仕様に変更して1時間30分前にアップ開始。
京産のラップタイムは20.3秒、なのでマネージャーに20秒計ってもらい「もがく」このもがきはなんとなくやっている。アップ終了しネクストバッターズサークル的なテントの椅子で座って出番を待つ。ここまでは鮮明に覚えているが走っているときの記憶があまりない。崩壊して4分23秒で5位入賞した。とても悔しくて全チームが走り終えるまで椅子に座り傘をさして落ち込んだ。1番のタイムは4分15秒と聞いてさらに10分以上落ち込み、ロードに気持ちを切り替える。
ロードは2年前に今回のコースで走っていてコースへの不安はないが唯一の不安は合宿であまり乗り込んでいないことだ。だがトラック練習での短時間高強度練習で補ったつもりだ。
前日のミーティングでは、樋口さん、藤田、自分の3人で総合ポイントが取れる20番を狙う。他の選手は自由に冒険というオーダーだ。
スタートして最初の登りで前の選手と接触し前輪のスポークが折れてしまい、そのままPITまで走り前輪を交換し集団に戻る。集団の前方では1回生の吉岡が入った逃げができていた。吉岡が逃げに乗ってくれたことで自分は集団内で足を休めることができた。
結果的にその逃げは崩壊し、後半にできた逃げが逃げ切りとなり自分は集団を抜け出そうとしたが、マークがきつく振り切ることができず8位という結果でインカレが終わってしまった。誰もが目標とする大会で勝つことの難しさを痛感した。
そしてこの大会で自分の主将としての仕事は終わり、新しい主将藤田に受け継がれた。
新しい主将には頑張ってもらいたい。
 
中井 唯晶


日本大学対抗自転車競技大会

8月31日から9月4日までの4日間、

長野県で全日本大学対抗自転車競技大会が開催されました。

自分は、4㎞IPと4㎞TPとロードに出場しました。

インカレ1日目は、4㎞IPがありました。

7月にあった全日本学生選手権でこの種目で3位だったので、

決勝にのることを目標にして挑みました。

この日は、温度が低く風が強かった為

タイムがでるコンディションではなかったので、

できるだけ暖かくしてローラーで入念にアップしていきました。

ギアは、外で風も強い為52×15で走り、

回すことを意識して走りました。

対戦相手が鹿屋体育大学の松本選手だったのでプレッシャーがありましたが、

自分の走りをすることに意識を持っていきました。

スタートして設定していたタイムより速かったので、

調子が良いことがわかったので、このままのペースで行くことにしました。

ラスト3周でタイムが落ちてしまいましたが、

4分37秒で予選を1位通過することができました。

2日目は、4㎞TPがありました。

合宿で一番力を入れて練習してきました。

合宿で得たことをそのまま出せば決勝に乗れる自信がありました。

温度が高く、風もあまり吹いてなかったので、コンディションは良かったです。

スタートは、フライングがあったものの、

いつも通り入ることができました。

自分が先頭に回ってきて走っていると、

ざわざわしていたので先頭交代すると

後ろの2人が千切れていました。

そこで気持ちが折れそうになりましたが、

最後まで走りきりました。

こんなに悔しい気持ちになったのは初めてです。

全力を出しきれず終わるのはとても悔しく、

チーム種目の怖さ、難しさを実感しました。

この日のことを忘れないようにして、

来年のインカレと全日本で優勝目指して練習していきたいと思いました。

3日目は、4㎞IPの1位、2位決定戦がありました。

対戦相手は、中央大学の今村選手で、学生選手権で勝っているので、

良いイメージを持って挑めました。

ですが始めての決勝で緊張し過ぎて、集中することができなかったです。

スタートして緊張からかいつもより速いペースで突っ込んでしまい、

いつも通りの走りができなかったです。

設定タイムよりも遅いタイムになってしまい、

とても苦しい状態でしたが前に今村選手が見えていたので、

このままいけば勝てると思い、ゴールまで耐えることができました。

ゴールして多くの方に応援や祝福して頂き、とても幸せな時間でした。

1位になることができて、今まで自転車競技を続けてきて良かったと思えました。

これからは、今年優勝できなかったTPで優勝できるように、

1年間トレーニングしていきたいです。

サポート、応援して頂きありがとうございます。

今まで支えて頂いた方々のおかげで今の自分があるので、

これからも努力し、恩返しできるような結果を出せるよう、

頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いします。

3年生 松下




お久しぶりです、3回生の山田康太です。

今回、文部科学大臣杯 第73回 全日本大学対抗選手権自転車競技大会(通称インカレ)に出場してきました。

もう3回目のインカレということで時の流れの速さを残酷なほど感じています。ただ、他の大学を見ていても毎年インカレに出場できるということは当たり前のことではなく、それは周りのサポートなしでは不可能なことであり、このことに感謝しながら走りたいと思います。

以下、レースレポートです。

今回はチームスプリントとスクラッチにエントリーさせていただきました。目標はスクラッチで優勝、チームスプリント入賞です。

目標を達成するためチームの合宿に加え、鳥取まで行きトラック練習を行ったりと例年以上にトラック練習を積んできた。

いつもはDHを握ってばかりのトラック練習も、今年はドロップのみを握り、強みであるスピードの強化、そして、弱点であるインターバルと独走力の強化に力を注いできた。

結果、かなり追い込んだ練習を行うことができ、自信を持ってインカレに臨んだ。

そして、トラック2日目。チームスプリントは9時からの出走で、バタバタだけはしたくなかったので決戦ホイールで周回を行った。

足の調子は現地に入ってから良い状態が続いていて、体は動いてくれそうだった。なので、特に緊張もすることなくリラックスすることができた。

いつも通り、試合用の白いソックスを履き、イヤホンを付け、思い描く走りをイメージしながらゆっくりと。

そうしている内にすぐ出番はやってきて、1回フライングがあったものの問題なくスタート、結果は1分5秒2で12位、目標には届かなかった。

8位が同志社大学チームの1分4秒9で、合宿で4秒中盤を出していたことを考えるととても悔しい結果になった。

改善点もあるが、これが今の実力であり、1年生のふたりも今の全力は出せたようだった。また来年以降チャレンジしたいと思います。


そして、次はいよいよスクラッチ

直前のポイントレースで逃げがほとんど決まらなかったので、スクラッチのエントリー26人という多さもあり、逃げが決まるとも考えにくく、終盤のゴールスプリント勝負になると予想した。

なので、直前まで迷ったギアもよりスプリントでかかると思ったのと、インターバル練習をずっとこのギアでやってきたのもあり、51×14にすることにした。

この重さはレース系種目ではかけたことの無いギアだったため、いつもより長くアップを行った。

レースは予想通り強豪選手が見合いながら様子見の周回が続いた。

逃げを追う素振りすら見せず、まるでいつでも捕まえることができるという余裕すら感じる。

こんな状態で足を使いたくもなく、残り10周からが勝負だと自分に言い聞かせながら淡々と周回を刻んでいった。

所々で単体の飛び出しがあるもののすぐに吸収できるものばかりであり、焦りはなかった。

それよりも終盤アクションを起こしそうな雰囲気をかなり出していた法政大の近藤選手と鹿屋体大の阿部選手の動きに注目しながら勝負の残り10周を迎える。

そして残り10周を迎え、早稲田大の選手が吸収されかかるのと同時に個人トラックのスクラッチチャンピオンである朝日大の中村選手がアタック。

そこから一気にレーススピードがあがり、ここからがレースだと集中力をマックスにして、勝ち逃げレーダーを張っていく。

かなりペースは速かったが合宿で相当キツいインターバル練習をしたおかけでしっかりと周りを見ることができている。

ここまでは順調だった。しかし、残り5周を切ってからの最も警戒するべき選手であった鹿屋体大の阿部選手のアタックが起こり、その反応に遅れてしまう。

遅れて反応するが飛び出し集団のかかりがかなり強力で、飛び出し集団ー自分ーメイン集団といった形で宙ぶらりんの状態になってしまう。

ここで先頭にすぐ追いつけなかった時点で勝負が決まってしまった。

残り1周で追いついた時にはもうゴールスプリントが始まっており、捲るきるスピードも距離も足りず、着順は6位。最後の半周で行き場を失い、インから選手を抜いてしまい、降格で8位となった。

イン抜きは自分でも分かっており、最下位も覚悟したがトップ集団が8人のみだったということ?もありなんとか8位入賞となった。

昔なら死ぬほど嬉しかった入賞も今や悔しさしか感じない。

今回は本当に調子も良く、京産大のチームメイトの今年の活躍を近くで感じ、そして高校からの同期である松下の優勝決定戦進出、自分もその一員に加わりたいと本気で優勝を狙っていた。

だからこそ、今回の結果は本当に悔しい。思い切りの良さもスピードも全て劣っていた。ギア選択についても終わってから色々と考えてしまうが所詮結果論であり後の祭りである。
とりあえず今は切り替えて次のレースである国体に向けてしっかり準備していきます。

色んなところから山田!という声が聞こえてきてとても嬉しかったです。とても力になりました。ありがとうございます。これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。

最後になりますが、 今回のために足を運んで下さった保護者の皆様、OBの皆様、秋田監督、チームメイト、マネージャー、応援して下さった皆様本当にありがとうございました。

3回生 山田康太


ロードレースレポート
9月3日日曜日 天気晴れ
長野県大町市美麻地区 公道周回コース 12.6km×14周 176.4km
出場メンバー 樋口さん、唯晶さん、松下さん、藤田、溝口、曽我部、吉岡、岡本
結果 樋口さん4位、唯晶さん8位、藤田29位、DNF 松下さん、曽我部、溝口、吉岡、岡本
8月31日から9月3日まで開催されたインカレの最終日のロードレースに出場させていただきました。この日のために合宿などでコースを走り、インカレトラック競技中も毎日心拍を上げておくなどして万全の状態で挑みました。
前日のミーティングでは、樋口さん、唯晶さん、僕が20位内、他の選手は自由に走ることを伝えられていました。
レース当日は少し寒かったので早めにアップを始め、バイクチェックを済ませ、なるべくスタート位置を前にできるようにしました。
レース開始後パレード走行を行い、一旦停止してからリアルスタートが切られました。序盤はハイスピードになると覚悟していましたがあまりペースも上がらず、吉岡を含む5名程の逃げができました。集団のペースも上がらなかったのでタイム差は一気に開き最大6分30秒ほどまで開きました。逃げに乗っていない日大や日体大明治大学などが集団を牽いていたので有力選手のアタックに注意しながら余裕を持って走ることができました。時々追走集団もできましたが先頭には追い付きませんでした。
10周回を迎えた辺りから集団が活性化し、逃げ集団とのタイム差を一気に縮め始めました。激坂でアタックがかかるなどして集団の人数も一気に絞られました。
11周回目に樋口さんを含む追走集団ができ、それは最終的に勝ち逃げとなりました。樋口さんが飛び出した後は集団に岡本と唯晶さんがいることが確認できたので話し合いこのまま集団待機をしました。集団もアタックと牽制の連続で持続的にペースが上がることはありませんでした。余裕もあったので最終周の直前の激坂でアタックしてみましたが決まらず、下り区間でも前方でアタックに注意しながら登り区間に差し掛かりました。登りに入ると今までの余裕が嘘のようになくなり、全く体が動かなくなり千切れ、29位となりました。
樋口さんが4位、唯晶さんが8位となり、ロード総合も3位となりました。
調子が良かったのですが20位以内に入ることができずとても悔しい結果となりました。
最後のミーティングでは僕が次の主将と伝えられました。このような結果ではまだまだいけないと思うので、自分自身そしてチーム全体がもう一つ上へレベルアップできるように努力していきます。
応援ありがとうございました。

藤田俊輔


インカレ レースレポート

2回目のインカレは、チームパーシュート、ポイントレース、ロードレースの3種目に出場した。

チームパーシュートは約1週間の長い時間をかけ、学連記録を目指して練習してきた。吉岡はスクラッチに出たかったが、山田さんが出場するためトラック競技はチームパーシュートだけのエントリーだった。そのため誰よりも熱心だったと思う。1周目は練習より少し遅い26.9で入り、自分が目標ラップより速い20.1で回った。そして交代で上がり、他の三人はいつもより後ろに見えた。少しタイミングをずらしてスプリンターレーンに降りると一車身ほど開いてしまった。着き直そうと踏み続けたがラップタイムは0.1秒ずつ上がり、3走目の吉岡を巻き込みちぎれてしまった。JICFトラックカップと同じことをしてしまった。目標の学連記録とは程遠い4分23秒台でゴールした。10秒を切る目標でのギアの選択は間違っていなかったと思うし、合宿を見てもらっていた新村さんにも、10秒切りを目指すならそれくらいギアをかけるべきだと言われた。終わってから、何人かの人に何かアクシデントがあった時に対応できるように練習をするべきだと言われたが、やはりミスはしてはいけない。その少しの判断ミスで勝てる種目を勝てなかったのはとても悔しい。来年の全日本トラック、インカレでリベンジしたい。

ポイントレースはJICFトラックカップのイメージが強く残っていたので、ギアの選択に迷ったがいつも通りの53-15で出走した。出走してすぐ、風が思っていたよりもきつい事がわかった。人の後ろについていても振られた。1回目のポイント周回から動くつもりだったがうまくいかず、4回目でやっとうまくいったが、2着争いで岡本選手と競り合い、刺されてしまった。その後も風に煽られながら、少しづつでしか点数を稼ぐ事ができなかった。何度も逃げようと試みたが、今村選手と新井選手が中心となって追い、8人くらいで抜け出した時に決まると思ったが、足がないのかマークをしているのか、最初から全く引かない人が多くて決まらなかった。結局10点しか取れず、順位は9位だった。個人トラック、JICFトラックカップで同じような走りをして、マークが激しかった。それと、風がある中で踏み抜ける脚をもってかったことが入賞すらできなかった原因だと思う。優勝した永田選手は、自分よりギアをかけていたと聞いた。

ロードレースは、登りを我慢すれば下りが長いコースなので、走りながらアシストやサポートをして自分自身完走することを目標としていた。ただあきさんの前輪がパレード走行中に他の選手と接触しスポークが折れたので、自分の前輪と交換できた。また、補給の取れなかった人に自分の持っている補給を渡すこともできた。しかしそれができたのは、前で吉岡が逃げていて、集団のペースが極端に遅かったからだと思う。一つ目の登りでは中盤より前で我慢し、その後の平坦下り区間で前に出て、激坂で少しずつ後ろに下がりながら下りで脚を使わずに前に出ることを意識して走った。一つ目の長い登りでペースが何回か上がった1〜2回は我慢できたが3回目くらいで位置を下げてしまい、踏まなくてよかった平坦下り区間で脚を使った。その後の激坂でまた千切れ、下りで追いつき、かなり脚を使った。その後もペースは速いままで千切れてしまう。長い時間踏み続けられる能力が足りないと感じた。これはトラックでも活かせられる能力なので身につけたい。

2回生曽我部


インカレ レースレポート
溝口 智貴

9月3日 (日)晴れ
種目 ロードレース 176km

インカレが8月31日〜9月3日に行われました。自分は9月3日のロードレースに出場しました。

コースは登りが2つあり、距離も長いのでサバイバルレースになると予想した為、終盤までしっかりついていけばチャンスがあると思い挑みました。

パレードスタートで2列目まで上がることが出来、良い形でスタートしました。序盤にチームメイトの吉岡を含む逃げが出来、集団はかなりペースが落ちて進みました。逃げと集団の差は6分ほどまでに広がり、周回をこなしていきました。このコースはきついと思っていましたが、集団の中ではうまく走れば脚を温存しながら走れる事が分かりました。3周回に1回ほどペースの上がる周があり、体感的にもきついと感じる程でしたが、逃げとのタイム差は中々縮まりませんでした。

レースは半分を超えた辺りで、各チームがアタックを繰り返して抜け出そうとする動きがありましたが、集団が追ってしまう為決まりませんでした。自分も何度か反応しましたが、決まりませんでした。

9周回目に入った辺りで自分の脚が攣り始め、余裕があると思っていましたがかなり疲労していることが分かりました。
完全に攣ってしまうと動かなくなってしまうので、ずっと踏み続けて脚を動かし続けました。しかし、10周回目に入る前のきつい登りで完全に脚を攣ってしまい、踏み切れずに集団から遅れてしまいました。その後も一周粘りましたが、どうにもならずレースから降ろされてしまいました。

チームの結果としては樋口さんと中井さんが4位と8位に入賞しました。
今回の結果を振り返り、昨年同様完走出来なかった事は反省点だと思います。
また、チームに貢献出来なかった事も反省点です。来年は3回生になり、勝負の年でもあるので、来年結果を残せるようしっかりと練習していきたいと思います。
サポートして下さった全ての方々に感謝したいです。

2回生 溝口



インカレ ロードレース

9月3日 日曜日

距離 176.4km

結果 DNF

初めてのインカレでした。
距離が長くパレード走行が長いので体が温まるぐらいでアップをやめてスタート地点に並びました。スタート地点に並ぶ前に監督から「脚を溜めておけ。残り4周が勝負だ。」と言われました。
スタートの号砲がありパレード走行が始まりました。パレード走行では落車が多いので気をつけながら走り登りが始まるところでリアルスタートしました。リアルスタートしてすぐに逃げグループができました。逃げには吉岡が加わったので自分は集団で待機していました。周回を重ねるごとにタイム差はひらき最大6分までひらきました。集団は登りでペースが上がる感じで周回を重ねていきました。10周回目に入る前の登りで一気にペースが上がりそこで人数がだいぶ減りました。登りのペースアップで脚をつかってしまいました。そして、残り4周になりここからが勝負だと監督に言われていたので気合を入れ直しました。残り4周に入っても逃げグループとはタイム差がまだあり集団は逃げグループを吸収するためにペースが上がりました。しかし逃げグループには吉岡がいるので自分たちは脚を使わずに集団の中で走ることができました。しかし12周目に入ったところで吉岡が落車しリタイアしてしまい逃げグループは鹿屋単独になりました。だがタイム差は縮まってきました。13周目に入る前の登りでアタックがあり反応したが千切れてしまいました。千切れたが完走を目指して走り続けたが14周目の1つ目の登りの頂上で足切りになりました。あと数キロでした。
目標が完走だったのでとても悔しかったです。この悔しさを忘れずに練習をして来年は上位を狙っていきたいと思います。

一回生 岡本



8月29日から9月3日まで長野県でインカレが行われました。
自分は二日目のチームスプリントと1kmタイムトライアルに出場しました。

チームスプリントは9時からスタートでしたが、少し肌寒かったので8時からしっかりローラーでアップしました。

初めてのインカレでしたが思ったよりも緊張せずに走ることができました。

1走の岩本はスタートが早くて、練習でもいつも少し離されてしまっていたのでちぎられないよう気合いを入れてスタートし、良い感じでスタートできましたが、フライングになってしまいました。
次はうまくスタートできましたが、岩本が練習の時のようなスピードに乗りきれず、そのままじわじわスピードが落ちてきました。
岩本が交代して自分が先頭になりましたが、前半の1/4は岩本からもらったペースを維持し、残り3/4からふみあげていくイメージで走りました。
最後インを攻めすぎてスポンジを踏んでしまいペースを落としてしまいましたが、そこまでたれることなく3走の山田さんに繋げることができました。
結果的には5秒2という残念なタイムで、練習では4秒7まで出ていたこともあってとても悔しい思いをしましたが、今の自分のベストは尽くせたので良かったです。

1kmタイムトライアルは14時からで、自分は2組目の出走でした。
順位よりも、ベストタイムを出すことを目標にしました。
自分の出走になり、深呼吸しながらカウントダウンを聞きました。
ですが少し焦りが出たのか、残り0.3秒くらいで一歩目を出してしまいスタートブロックにひっかかってしまいました。
フライングを取ってもらえず、一歩目の勢いが死んでしまいそのまま計測に入りました。
二周目はしっかり我慢してコース取りやDHの持ち方なども意識しながら走りました。
三周目に入ってから残り3/4くらいでスッと力が抜けてしまいあとはもうとにかく我慢我慢の走りでした。
結果は8秒6と自己ベストではありましたが、スタートのミスが無ければもう少しタイムが出たかもしれないと思うとやはり悔しい気持ちが残りました。

ですが、今回インカレに出場できたことは自分にとってとても良い経験になったと思います。
インカレの雰囲気、大学のレース展開、スピード感等、多くのことを吸収することができました。
自分に足りないものがよくわかったので、これからの練習をもっと考えていこうと思います。
多くの方の応援、サポート、ほんとうにありがとうございました。
とても力になりました。今後ともよろしくお願いいたします。

一回生 伊藤


インターカレッジ レースレポート
一回生 岩本希望

自分はケイリンとチームスプリント(1走)に出場しました。
結果はケイリン一回戦3位 敗者復活戦3位
チームスプリント12位(1分5秒252)

レースに向けて約1ヶ月前からトラック合宿を3回組み込んで練習しました。
普段の練習はロード練習が主なので、トラックと自転車も感覚も違うためロード練習の感覚により近づけることを意識して練習しました。
トラック練習では、チームスプリントの練習に一番の力を注いで練習をしました。
課題として、後半のペースダウンが以前からあったので、2走にトップスピードでつなげる走りを意識して練習しました。
個人のタイムとしては24.5秒(14.6→9.9)を目標タイムとしてホームストレートで60km以上で交代することを考えて走りました。
ケイリンに向けた練習は高速巡行から車間を切り、加速→捲りを意識して走りました。主にf1000mの3走を52.13の普段より重いギヤでフォームを崩さずクランクを大きく回す練習をしました。

ケイリン一回戦は7人出走2人上がり
後方からスタートする展開となり、前半は無駄な動きはせず、流れを見極めて先行選手の番手位置を取る戦略でレースを行いました。
自分の踏み切れないギヤで後半反応できずに先頭選手から離れてしまい、1着争いに絡めず終了してしまいました。
敗者復活戦は5人出走の1人上がり
一回戦の反省を踏まえて、後方からの奇襲が来ても反応できるようギヤを落として臨みました。自分の苦手とする先行勝負になり、ペースを上げての先行飛びつきの戦略で臨みました。先行ペースを、上げなかったことが仇となり、後方のアタックに飛びつくことができず、予選を上ることができませんでした。
チームスプリントは普段の練習通りに力み過ぎず後半を伸ばすことも愚かペース維持しかできず、目標タイムに届かない25.0秒でした。新村コーチに指摘された上半身のオンオフがうまくできておらず、無駄な力が多く入り過ぎ、力み過ぎておりフォームがガチガチになったのが失敗点でした。

来年のインカレでは、今年達成できなかったケイリン二回戦進出とチースプリント入賞を目標にこれからのオフシーズンそして1年間を取り組んでいきたいと思います。

岩本希望



9月1日 4kmTP

5位(4"23'843):中井選手、松下選手、曽我部選手、吉岡

今回のインカレで一番優勝を狙っていた4kmTP。
事前に本番のバンクに2度合宿に来て入念に練習をしてきた。
現地入り後も、4kmTPに向けて調整し万全の体制で臨んだ。
当日の朝の集会の時点から足も回っていたことや、合宿で疲れていた状態でも4"16が出ていたので自信を持って本番に挑むことができた。

そしてスタートから1周目のスタンディングを26秒台で入り、良いスタートを切った。
そして2周目も20'2で回り、完璧なラップタイムで進んでいく。
いよいよ3周目に入り自分に先頭の番が来た。
スーッとペースを維持するイメージで走ると20秒フラで回ることができ、タイムが出そうだと感じた。
しかし、先頭交代で上に上がると曽我部選手が中切れしている。
間に入ろうとするも、風に前輪が煽られてうまく降りられず4番手に入ってしまう。
そこから1周の間、曽我部選手がつきなおすことを信じ後ろに着くがどんどん離れていくので、上に上がってもらい前の2人を全力で追った。
追いついた時にはもうかなりラップペースもおち、もう手遅れだと感じたが、3-4位にせめて残りたいと思い3人で回す。
そのままゴールし結果は4"23だった。
今回のインカレで一番優勝を狙っていた種目なだけに悔しい。
来年は優勝できるようにまたしっかりと頑張りたい。


9月3日 ロードレース

DNF

インカレ最終日のロードレースは、ゴールを狙う樋口選手、中井選手、藤田選手を楽に展開できるように前半から動いていき、なおかつ完走できるように走ることを目標に走りだした。

1周目のローリング区間が終わり、1個目の上りに入る。
じわじわと前に上がり、先頭に出てペースを作る。
中京の選手がアタックを仕掛け単独で15秒ほど離すが集団の先頭を一定のペースで引いていく。
下りに入り、登り返しで明治の選手がペースを上げ日大の選手が2個目の登りでペースを上げ逃げができる。
その後、逃げは5人から7人と人数が増えるが2周目に5人に絞られる。
そのまま5人で逃げ続け3分から4分のタイムギャップレースが動いていく。
途中から中央大の高橋選手と日大の小嶋選手が引けなくなりドロップ。
先頭は、中央大の直井選手、鹿屋の石井選手と自分の3名になる。
逃げ中は後半に向けて高回転を意識し、足を残すイメージを持ちつつ逃げ続ける。
一時は6分までタイムギャップが開いた。
途中、直井選手がペースを上げ単独先行という形をとったがなんとか合流し3名での逃げが続く。
11周目完了の最後の激坂で直井選手千切れる。
そこから石井選手と2名で最後まで逃げ切ることを意識していく。
監督にも自分にチャンスがあると言っていただけたので、少し弱気になっていたがまたスイッチが入った。
そこから下りに入り、石井選手が先頭交代を出したタイミングでホイールを被してしまっていたせいで石井選手にハスって落車してしまった。
再乗しようと代車を要求するも肩が上がらず、ドクターストップをかけられてそのままDNF。
勝てるチャンスがあったのに本当にもったいないことをしてしまった。
京産からは樋口選手が4位、中井選手が8位に入った。
自分がこけずに残れていたらもう少し変わっていたかもしれないと思うと取り返しのつかないことをしてしまったと思った。
その後、鎖骨骨折が判明し、しばらくレースに出ることは出来ないが、来年のインカレはリベンジしたい。
優勝できるように今から来年に向けて備えたい。

吉岡