ウィンターシリーズトラックレースレポート

2月18日(土)


オムニアム

A組

1位 樋口 166p

4位 曽我部 102p




B組

5位 中井 113p




C組

8位 山田 87p

9位 松下 57p







伊豆ベロドロームで行われた、静岡県自転車競技連盟主催のウィンターシリーズトラックレースに参戦しました。

出場したオムニアムは参加人数が多く、3組に分けての出走でした。

自分が出場したA組はチームメイトの曽我部やイナーメの中村選手、人数を揃える朝日大学、静岡の松本選手などが有力どころでした。







クラッチ 3位 36p




確実にポイントを取るために逃げ切りを考えてスタートしました。中盤過ぎあたりで先頭交代したときに後ろに疲れが見えたので、踏んだら抜け出せました。ホームを通過して残り16周、ここから個抜きと割り切って逃げようと思ったところ、後ろから3人ブリッジしてきて4人で逃げました。最後は朝日の永田選手が先行してスプリントになり、そのままの順番で捲れずに3位となりました。







テンポ 1位 9p




昨年のオムニアムのルール改正によって追加されたこの種目。1月末にもルール改正され、ラップで20p加算されるようになったのでラップしそうな動きには乗るように気をつけました。序盤に曽我部と永田選手が抜け出したのでそこに乗っかり、永田選手にポイントを取らせないようにスプリントし、そのまま8周ほど単独で逃げて9p獲得しました。そのあと中村選手が後ろから飛んできて、そこには付き直せず、集団にも付けず千切れてしまいました。集団から千切れた他の選手と2人で回してなんとかラップされずにゴールしました。ポイントが分散したため何とか1位になれました。




しっかりポイントを取れたことは良かったですが、逃げてからの余裕がなく集団に付けなかったことは反省点です。レベルの高いレースならラップされていたので、逃げているときも余裕が持てるようにもっと能力の底上げをしないといけないと感じました。







エリミネーション 2位




テンポで1位だったのでポイントリーダーになり、アウト側の一番前からスタートできたので、スタートしてから他の人が前に出てくるまで先頭を牽こうと思っていたのですが、いつになっても後ろから誰も来ず、しばらく先頭を牽き続けました。中盤で朝日大の選手が前に出てきましたが、自分は内側に追いやられることなく、最後は中村選手との一騎打ちになり先行してスプリントしましたが捲られて2位でした。







ポイントレース 52p 1位 総合166p




中村選手と同点で114p、永田選手が110p、曽我部が100pで下から追いかけられる状態でポイントレースを迎えました。オムニアムのポイントレースは取った得点がそのまま総合に反映されるため、ラップの動きに気を付けてスタートしました。スクラッチから感じてましたが、中村選手は調子が良くないみたいで、1回目のポイントで5点追加し単独トップに。その後もポイントを加点して、中盤で永田選手と2人で抜け出すことに成功しました。均等にポイントを分け合いましたが、ペースが落ちてきたこともあり1周半牽いてペースを上げるついでにポイントを貰おうと思いましたが捲ってきたので、スプリントの勢いのまま踏み続けて引きちぎり、単独でラップに成功しました。その後結局、永田選手もラップしてしまい、最後の倍点になるポイントを控えて4p差。最後は約2周先行してスプリントし、あまり掛かっている感じがしませんでしたが、後ろは離れていたのでそのまま優勝する事が出来ました。







久々に脚の感覚が良いと感じ、勢いに任せて走ってしまった感じはありましたが、以前と比べて後半でもしっかり動けていたので良かったです。集中力が一度も切れずに全レース走れ、本格的なシーズンに向けてしっかり準備できているのかなと感じました。沖縄合宿でしっかりコンディションを仕上げて、春先のレースで結果を残せるように頑張ります。










最後に、日曜日に出場予定だった行田クリテで、落車によって出場者が亡くなるという大変痛ましいことが起きてしまいました。私たちは、場合によっては命の危険がある競技をしているということをしっかりと自覚し、安全第一で練習、レースに臨まなければならないと改めて強く思いました。

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。










3回生 樋口