全日本選手権 ジュニアロードレース

11月6日 日曜日 晴れ

島根県益田市

距離85.2km




当日の朝、調子は普通だったが勝てる自信はあった。コースはきつい登りがあるが、下りと平坦の区間が長く休めるところが多かった。ゴールはスプリント勝負になると考えていたため、集団の前方で走ることを決めていた。

スタートしてから1周目の長い登りの後の下りで、大きな落車が起こった。この落車で人数がかなり減った。その後も毎周回の登りでアタックがかかり序盤は逃げるつもりで反応したが、全てが追いつかれてしまう。動きがあったのは5周目。登りで十数名の逃げができてしまった。不安だった登りで離れてしまい追走集団になった。下り平坦区間のほとんどを沢田選手が牽引し、一つに戻った。その後もアタックはあったが決定的なものはなかった。

ラスト1周の登りが終わってからは、単発的なアタックが何度かあったが吸収されると思い、集団後方でスプリントに備えた。残り1kmを過ぎたところで松田選手がスルスルと抜け出したが、後方にいたせいで全く見えていなかった。最後のストレートに入る前に徐々に前へ位置を上げ、スプリントの強い吉岡選手の後ろを取り勝てると思ったが、前には松田選手。届かずに2着でゴールした。

登りで脚を削られ、追走に沢田選手がいなければ確実に脚を使って追いつかなければならなかった。登りの能力をさらに向上しなければならないと思う。さらに、ゴール手前の前方の動きには注意をしておかなければならない。今回のレースでジュニアカテゴリーは終わる。U23のレースではより厳しいレースになると思う。それに向けてオフシーズンの練習をしっかりと重ねていきたい。




1回生 曽我部厚誠