Hong Kong Cyclothon

10月10.11日(土.日)メンバー:別府監督(愛三工業)、福田さん(愛三工業)、小森さん(愛三工業)、秋田監督、間瀬、須堯

10月10.11日に香港で開催された「Hong Kong Cyclothon」というクリテリウムと 35kmチャレンジ・ライドのイベントに愛三工業のトレーニーとして参加させてもらいました。

最初に監督から電話がかかってきた時は、香港?愛三のトレーニー?何かの聞き間違いか?と焦りましたが、人生で初めての海外、初めてのuciレースだったので、とても楽しみでした。

パスポートと国際ライセンスを発行して、準備は万端。後はコンディションを合わせたら完璧だったのですが、2週間前のaacaではボロボロで完走も出来ないレベル。2週間かけてまともなレベルに戻すも、不安が残ったまま出発することに。

レース前日の金曜日から現地入りしました。香港の街は、ビルの数の多さに圧倒されました。ホテルに到着してからは、みんなで軽く走りに行きましたが、あまりの車の多さに走り出して5分で断念しました。夕飯を食べ終わった後、香港の露店街やビクトリアピークに観光に行きました。レースが土曜日の夜からのナイターレースだったので、昼間は間瀬と2人で「this one please」と「thank you」の二言とジェスチャーを駆使しながら街を散策したりして過ごしました。

レース前に道を封鎖してコースが開放されたので、入念に試走して、スタートラインに並ぶ。時間が遅れていて、いつスタートするか分からない状況で、いきなり5秒前のカウントダウンをされて、焦りながらスタート。もう少し英語を理解できるようになりたいと思った。
スタートしてから3周はペースも速く、もの凄くきつかったが、逃げが決まってからはペースも落ち着いて、比較的楽に周回をこなせた。チョロッとドラパックの選手に付いてアタックの真似事もしてみた。調子も良く、メイン集団でゴール出来るなと思っていたら、終盤になるにつれペースが上がっていき、ヘアピンの立ち上がりで少しずつ車間が開いていく。そして、残り5周で千切れてしまった。その後も、一緒に千切れた3人で回したが、残り1周で足切りとなってしまった。
根本的なコーナリング技術の無さと立ち上がり加速の遅さが積み重なって終盤で一気に失速してしまいました。

レースの結果は完走もできず、悔しかったですが、レース中は今までで一番の観客の応援があり、とても楽しいレースでした。
最終日の日曜日に35kmチャレンジ・ライドに参加して、日本に帰ってきました。

今回のレースは自分の中で初めてのことをたくさん経験させてもらいました。このような機会を頂いた別府監督、秋田監督、ありがとうございました。

3年生 須堯元春







こんにちは。先日愛三工業レーシングチームとして香港である香港サイクロソンというクリテリウムの国際レースに出場してきました。京産からは須堯と僕が参加してきました。2人とも初海外遠だったのでとても良い経験をさせて頂きました。ありがとうございます。
レース前には香港人の店員の荒さと料理に衝撃を受け、夜景を男5人で見にいき、とうとうここまでたどり着いたかと達成感に満ち溢れ、香港は素晴らしい街だと感じました。
そして日曜日の21時頃からレースがありました。今回の目標としては20位以内の賞金圏内と愛三工業の方に勝つ事を目標にし挑みました。しかし出場チームにはドラパックやジェリーベリー、バジェットなど強いチームが出場していたので、全日本学生選手権スクラッチ優勝の僕が何処まで通用するのか注目の戦いでした。スタート直後集団が速すぎてガーミンを見ている暇はありませんでしたが体感速度は55キロくらい出ていました。レース後最高速度を見ると70キロほどでした。しかし10/25周過ぎた辺りから3名の逃げが出来て少し集団は落ち着きました。その際に集団の前方でレースを展開し追走しようと試みるが、そう簡単には決まらず、アタックしては休憩しを繰り返している内に残り20/25周。集団に須堯の姿は見当たらないと思うと、スタートゴール直後の折り返しの所でちぎれている須堯を確認、後はお前に任せたといった表情をしているように僕には見えました。しかし、僕の足をもう限界でなんとか愛三の選手の後ろにつこうとするがなかなか位置取りが難しく、そのままゴールしました。結果は16位U23で5位だったので合計300ユーロ獲得しました。愛三の選手には勝てませんでしたが、レース内容や賞金を獲得出来たことはこれから自信に繋がるので良かったと思います。

レース直後腰の痛みに襲われ、ギアの踏みすぎかと思うのですが、あれくらい踏まないと海外ではやっていけないなと感じました。この経験を活かし来年もう一度リベンジして6000ユーロ獲得出来るように大学生活残り1年間頑張ろうと思います。

このような経験をさせて頂いた、監督、愛三工業レーシング、香港、応援して下さった皆様ありがとうございました。

3回生 間瀬勇毅