Dunnigan Hills Road Race
メンバー:阿曽さん、明石
アメリカ遠征3週間目にして初のロードレース。
会場までは160km程あり、レースのスタートが朝8時なので、ホテルを朝の4時半過ぎに出発。
まだ暗いためネオンの綺麗なサンフランシスコ市内とゲートブリッジを快調に通り過ぎたが、会場付近で若干道に迷いつつ到着。
The・アメリカみたいな乾いた黄土色の草丘が広がる中にある小さな森のようなところに、テントが立ち自転車選手たちが集合している。
いつも通り受付でボディーナンバーを受け取り、ジャージに着替えたり行列のトイレに並んで用を済ませ、8時にスタートへ。
今日のレースは1周約65kmを2周。事前に他の選手に聞いた話では「スーパースーパーフラット」とのこと。
出走の選手は約60人。ここ3週間、毎レース見る顔が多い。
1km程のローリング後スタート。
早速のアタック合戦が始まるが、レースは片側半車線のみで後方からなかなか上がれない。また先頭付近は全開で踏んでいる感じでスピードも速く一列棒状。
このままではマズイので丘の登りを利用して一気に前に上がる。高速の展開で力強く踏み続けるのが苦手な自分が一人で攻撃しても歩が悪いので、他の選手のアタックに乗る作戦に。
そして数人がいったところにすぐ2人ほどで全開で踏んで追いついてローテ―を回す。後ろを振り返ると集団から離れていくので、決めるために8人くらいで全開でローテーション。キツイが踏ん張ってローテ―を回していくも、強い横風区間に入って間もなく脚のキツさと横風でのローテーに上手く入れず逃げ集団から千切れてしまう。
せっかく乗れた決まりそうな逃げから千切れてしまうという最悪の展開。
その後、後ろから来る集団も横風で何人かづつに分断されながら来るも前方グループに乗れず、最後尾あたりのグループへ。
何人かで全力で回すも前のグループはだんだん小さくなっていき、戻ることはできなかった。
開始2、30km程で千切れ、あとの100kmは前から降ってきた選手を拾いながらゴールへ。しかし終始強い横風と向かい風でローテ―をし踏む続け、空っぽでフィニッシュ。
脚がいっぱいなのに加え、胃の調子まで悪くなりにだいぶ追い込まれた。
レースだがレースといっても実際に”レース”していたのはほんの20km程。久々に全く歯が立たずズタボロにされた感じのレースだった。
決まりそうな逃げに乗れたのは良かったが、体重や体格差はあったとしても、もろに自分に足りない5分とか10分の力不足とローテ―に技術不足などが出てしまった。
しかし、たまにはボコボコにされるのも勉強。
しっかり食べて寝て、明日のクリテをまた頑張ります。
4回生 明石