カリフォルニアより
8月2日(日)
Central Coast Road Race
メンバー:阿曽さん、明石
今日はアメリカに来て2度目のレース。
レース開始は午後4時前だったが会場が160km程先だったので、お昼前にホテルを出発する。
レース会場に2時間前程について受付。
ネットで事前にエントリーしたはずが何故かうまくいっておらず、結局5ドル多く払って当日エントリーに。
お金は少し高くても、当日でも問題なくエントリーできるアメリカのシステムは有難い。
受付付近にいたおじさんが「コンニチハ、コンニチハ」と言ってくる。
何かと思えば、日本の女子のマウンテンバイク選手、片山さんや末政さんを知っているとのこと。
こういった具合にカリフォルニアに来てから何人かの日本人選手の名前を耳にする機会があって面白い。
今回のレースのコースは、アウターで踏み切れるくらいのキツイアップダウンの直線の道を行って、ヘアピンを周って同じ道を戻ってきて周り続ける、1周4kmを70分間。
スタートラインに着くと、そこには全部で12人という少なさ。
Elite/1/2/3カテゴリーでもこの人数とは、今回は少ない。
スタート後のホームは完全に海風による強い向かい風。
人数も少ないのでペースも上がらず皆で斜めローテ―の形で進む。
ホームの直線が終わりヘアピンを周ってバックの直線に入ったところで阿曽さんがアタック。
バックは追い風なのでそれを利用しての攻撃だったがこれは半周程で吸収。
その後カウンターで飛び出した選手の逃げは決まり一人で5周ほど逃げ続ける。ただ風は強くまだ一人はきつく吸収されてしまう。
この捕まるタイミングを待っていた自分が次にアタック。追い風と下りを使って差を広げるも一定の距離以上は離せず、これも3周程逃げて捕まってしまった。
何周か集団でいき、45分くらいを過ぎたとこであと4周の表示。
その直後に2人のアタックができて逃げていく。ただ今日の感じだとラスト1周前には捕まるだろうと考える。
しかし前は踏み続けるも集団はきれいにローテ―が回らず捕まらない。
そしてラスト半周、追い風のバックストレートに入った瞬間阿曽さんがアタック。集団先頭の選手が追うも踏みやめてしまい、これはマズイと思い自分もアタック。
しかし阿曽さんには追い付かず最後は後ろに吸収され7位フィニッシュ。
反省点として、スッパッとアタックは決められても長く踏み続ける力が足りない。最後なら3分、5分。逃げるなら20分など。また今日みたいな直線で風の強いコースは2人逃げとかを作った方が明らかに有利であった。
阿曽さんは3位で賞金40ドル。
レース後にはオーガナイザーの優しいおっちゃんが「よく来たな」と言ってTシャツをくれました!
6時ころに会場を出て、片側4車線でも渋滞し続けるフリーウェイ101を北上して帰宅。
牛丼が日本と同じ味でほっとする1日の終わりでした。
4回生 明石