ツールド北海道

9月13日から15日に行われたツールド北海道2014に参加させていただきました。自分にとって2回目のUCIレースとなります。目標は完走と、ただ出場しているだけではない、とアピールすることでした。インカレが不甲斐ない結果に終わってしまったので、さらに気が引き締まった思いで挑みました。
レース展開や内容はシクロワイアードをご覧ください。http://www.cyclowired.jp/taxonomy/term/8509

今回、インカレの時に監督からご指摘があった、1,2分のパワーを意識して何かアクションを起こそうと思ってました。第1ステージで追走集団が形成されたときに、ブリッジを試みました。一気に追い付くことを意識してアタックしたところ、すぐに追い付きあまり脚を使わずにブリッジ出来ました。2日目はペースが速く、追走集団を形成しましたがタイミングが悪く、何もならずに終わりました。3日目はラストチャンスなので逃げに乗ろうと思いましたが、前半はアタック合戦で逃げが出来ませんでした。KOMでアタックして集団から抜け出しましたが、後ろからあり得ないスピードでプラデス・ベンジャミン(MATRIX POWERTAG)が抜いてきて、力の差を痛感しました。そのあとは残り3キロでアタックして集団から抜け出しましたが、スピード不足で逃げ切りは程遠く、すぐに吸収されてしまいました。
今回、ただただ力不足を感じるレースでした。自分の目標がどれだけ高く厳しい道のりなのか分かりました。自分の理想の選手であるファビアン・カンチェラーラトニー・マルティンが、どれだけ人間離れしているかよく分かりました。今回、昨年の先輩方の成績によって出場できたことや、インカレで全く走れなかったのにも関わらず、メンバーに選んでいただき、とても感謝しております。
また、毎日サポートしてくださった山岸さん、谷口さん、戸祭さんありがとうございました。3ステージ無事に全員走りきれたのは、万全な状態で選手が走れるようサポートしてくださったお陰です。ありがとうございました。

今回の経験を今後のレースに生かしたいと思います。


1回生 樋口