Tour de Guyane
レポート
中井 路雅
第一ステージ 144km
92th +1min48
第一ステージは平坦基調のコースでした。
海外でのレースはナミュールの第一ステージ以降2回目なのでいろんな不安はありましたが、橋川さんから言っていただいた 結果を恐れずに という言葉を思い出して完走できないのではなどと考えていたらダメだなと思い強い気持ちで試合に望めました。
平坦基調だったので、スピードが速いと思っていましたがナミュールを経験していたのでそれほど速くも感じずにアタックにも反応できたりしたのでいけると思い集団の前方もしくは中頃に位置取り展開を見ていました。
ギアナは気温が高く日差しも強いので水分補給も大切になってくるのでチームカーに水分を取りに行くことも分担して行いました。
レースはジェームスを含めた10名ぐらいの逃げができてその逃げが最後まで逃げ切りました。
ジェームスが逃げに乗ってくれたことで集団内でリラックスして走ることができました。
最後は一周16kmほどの周回を2周しました
自分は1周目に入るときにできた追走集団へのブリッチに乗ってカザフが先頭固定で追いついたのですがロータリーごとの立ち上がりでしんどくなってしまいちぎれてしまいました。
そのあとは集団に戻って集団ゴールでした。
自分が飛び出した鈴木さんや雨乞さんは集団から抜け出してのゴール力の差を痛感しました。
第二ステージ 129km
49th +3min30
今回のステージは山岳コースでした。
試合前にフランキーから57km地点に10%の1kmの上りがあると聞いていたので今日はしんどいレースになることは容易に考えられました。
初めの20kmは平坦でそこからはアップダウンでした。
自分は登り得意で今日は逃げれると考えていましたが海外の登りの走り方は日本とは違い1kmぐらいだとパワーで押しきられてしまい太刀打ちできなかったです。
この日はジェームスが逃げて、追走に鈴木さんが入り吸収された後に雨乞さんが2人で逃げそこにジェームスを含めた追走が入ってそれが逃げ切りました。
この日はジェームスが行ったこともあって集団の前方に位置取り追走するアタックのフォローをしました。
その日の午後にTTがあったため集団はスピードもあがらずで逃げ集団は逃げ切りました
ジェームスが1.5kmから単独で抜けだして優勝しました。
自分は3分30秒遅れの集団でのゴールでした。
2−b
10kmTT
自分が最も苦手意識のあるTTでした。
はじめはwでペース作っていこうとか考えていたんですが、そんなことするより持てる力を出し切ろうと考えただひたすら全力で走りました。
第3ステージ
120km
60th +1min17
この日はフランキーからeasydayで集団前にいてジェームスの総合を守ると指示されました。
なのでこの日はジェームスの近くにいてボトルを運んだりする仕事をしてるだけで特に動きませんでした
しかし鈴木さんは活発に動いていて逃げ切りの逃げに乗り4位でした
最後ゴールスプリントは集団に残った4人で隊列を組んで自分は先頭で先頭付近まで3人を引き上げたんですがそれ以上が引けず集団に埋もれてゴールしました。
第4ステージ
150キロ
16th +3
平坦で向かい風、悪路かずっと続いていました。
前半から毎ステージアタック合戦が繰り広げられ、いつもなら前に上がれるが今日は集団半ばでポジションを落とさないでいるのが精一杯でした。
この日は中里さんが50km手前からエスケープ残り約3kmまで逃げていました。
今日は常に先頭付近にいるジェームスの近くに居るべきだったのですがいられなかったのでそこがダメな点でした。
ジェームスもこのことは言っていたのでやるべきだったなと思いました。
もう一つは最終スプリントの時雨乞さんのそばに入れずこれもダメな点でした。
第5ステージ
163km
53th +8
今大会最長ステージ
スタート前のミーティングでフランキーから少人数の逃げは気にせず大集団のにげに乗るようにとの指示。
なので、なるべくアタックするときも人数の多いアタックに反応していました
しかしやはり大集団でのアタックは集団が許してくれずにポツポツと少人数のにげはできるが吸収されてしまうの繰り返しでした。
落ち着いた集団ではボトル運びをしたりしていました。
最後は逃げも吸収されて集団スプリント
僕はジェームスを引き、ほか三人は三人で連携してのスプリント
最後は集団ゴールでした。
第6ステージ
118km
18th
この時点で5分以上遅れていた僕は今日は逃げるチャンスだとフランキーに言われそのことを意識してのスタートでした。
スタート直後から単発的にアタックがかかり僕もそれに乗って行くとアタックの
集団が20人以上の大集団の逃げになったいました。
そこには総合上位の選手ものっていて捕まるかな?と思ったんですが、メイン集団はおってこずに大集団の逃げが形成されました。
そこには僕と中里さんの2名が入りました。
逃げ集団は逃げ切りたいチームがローテーションをして僕たちは付き一でした。
タイム差はみるみる広がっていって逃げは確定だと思い20人もいるのでまた、アタック合戦にでもなるのかと考えていましたがそんなこともなく残り5kmで5分差になったところで牽制が入ったもののスプリントになりました。
僕はロータリーに侵入するいちが悪く落車が起こってブレーキしてしまいスプリントに絡めずゴールでした。
6−b
12kmTT
85th
このTTはただただどれだけ今のコンディションで戦えるかでした
この日の自分の持てる力は出し切れたと思います。
第7ステージ
130km
54th +14
この日は前日のつけれか残ったままのしんどい一日でした。前半のアタック合戦にも参加できずにペースが上がると集団の後方まで下がってしまう
しかし40kmすぎには脚も動いてくてるようになってきて後半のアタックのチェックには反応できました。
疲れが抜けきらなかったのがステージレース経験か浅いからなのかケア不足なのかはわかりませんが今後にケアの部分で一番解決していかなければならないのはここなのではないのかと思いました。
第8ステージ
137km
72th +28
周回コースの入ったものでした。
onewayを50kmいって約20kmの周回を4周しました
周回コースに入るまでの位置取りでチーム全員を引いて集団の前に上がっていくのはしんどかったんですがきちんと仕事をこなすことができ良い点でした。
周回は四角で行きは追い風帰りは向かい風でした。
追い風区間ではアタック合戦になり集団が縦に伸び前々にいないとしんどかったです。
僕は2週目に落車してしまい
全後輪とも振れてしまって一度は集団からちぎれてしまったんのですが
追い風区間ではアタック合戦が繰り広げられることは想像できたのでそれまでになんとか集団復帰しました。
そこからま集団についていくのすらしんどくなってしまい
スプリントにも加わることもできずに集団ゴールでした。
第9ステージ
140km
57th +17
最終ステージは大きい周回をしてからカイエンヌの街中の集会をするレースでした。
大きい周回では、向かい風区間があってその区間にロータリーがあるので絶対に前に位置しなくてはいけない区間でした。
ですが、2周目に後ろから入ってしまい中切れか連続して集団か2つに分かれてしまいました
その時に前にいたら無駄な足は使わなくても良かったと考えると自分で首を絞めてしまった感じです。
小さい周回ではスプリントのために逃げを吸収する動きをすることができたのでよかったです。
逃げを捕まえてからもスプリントの列に加われれば良かったんですが、加われずに集団ゴールでした。
最終結果は
38 NAKAI Michimasa JAPO à 9 51
でした。
今回のギアナでは初めて経験することが多く毎レースがすごく自分の今後につながるいい経験になったと思います。