U23欧州遠征 レポート 欧州遠征最終戦編

吉岡直哉
8月19日(月) GP マスデュピュイ  

レースレポート
結果 10位
今日は一周5.5キロのコースを15周するクリテリウムで、登り中心でアップダウンのあるコースであり、裏の下りを抜けるとサイクリングロードのような細い道があり、微妙に外すと遅れるコーナーがあり、ゴールは踏まなければならない勾配の登りがあり、と、これは自分が得意そうなコースだと試走の時点で感じていたが、若干イタリアの疲れが残ってるようで調子がよい感じはしていなかった。
ペダリングに若干の違和感を感じたため分厚さの違う、別の靴下に変え、少しでもましなペダリングが出来るようにした。
この時靴下のスペアを持ってきておいて良かったと感じた。靴下一つで結構変わった。 GARNEAU のエアロ手袋を装着しジェニックスに今日こそ頼むと願い、欧州遠征最後の戦いに挑んだ。

レースは一周パレードしてから一旦スタートラインに戻りもう一度正式なスタートがきられた。 スタートからアタックが始まる。自分も反応する。スタートして2周ほどで自分の体が意外と動いている事にきづく。
自分からもアタックする事ができたが強烈なものを出すことができなく、吸収される。さらに2名の逃げが決まってしまう。
ブリッジをかける選手のアタックでペースは定まらなかったが逃げに追いつきまたアタック合戦に。そこから上手く10人ほどの逃げが決まり、自分もそこに入る事が出来た。
上手くローテーションでき、逃げから集団まで目視では見えなくなり、一旦落ち着いた。そんなとき自分のコンタクトレンズが風で吹っ飛んだ。しかも両方。路面もほとんど見えなく、今までの記憶を頼りに何とか路面の亀裂や砂や石をよける。しかし、そんなとき、逃げ集団からさらに4人が逃げてしまう。
周回賞ポイントでもがかれ、周回賞狙いだと思い、見逃し、車間を開けすぎたのが原因だと思う。

前の逃げに、僕のいるグループのなかにいるチームもいたため、逃げの強調体制が崩れかけていた。一緒に逃げていたEQAU23の面手選手と前に含まれていない選手と協力し、前を追った。差はつまっていったが最終的にとらえる事が出来なかった。ラスト2周から牽制が入り、そのままラスト1キロ。
もがける。自信はあった。
よし!と思った瞬間パンク…そのまま何とかゴールしました。
10位というなんだか微妙な成績に終わりました。

こうして欧州遠征は終わりを迎えました。
宿に帰ると10時を過ぎており、すぐに輪行をつめ、荷物をまとめ、ホテルにいくと1時になっており、空港への出発は4時だったため寝むることなくフランスを旅立った。
空港から日本まで、青森まではすぐだった。

今回の欧州遠征、付きっきりでサポートして頂いた浅田さん。
本当にありがとうございました。
また、このような機会に参加させて頂きありがとうございました。競技面は勿論、それ意外にも大変勉強になることばかりで本当に良い遠征でした。
本当にありがとうございました。

4回生 吉岡直哉