カリフォルニアより

土曜日の朝に落車する夢を見ながら目覚めてしまった服部がお送りします!ここ1か月ぐらい、毎日夢を見るようになりました。今までは年に1回見るか見ないかぐらいだったのですが。しかし夢を見るのは深い眠りにつけていない証拠らしいので、毎日熟睡を願っています!


8月17日(土)晴れ

San Ardo Road Race

結果:15位ぐらい


メンバー 中村さん、服部

 スタートの一週間前に主催者からメールが届き、「レースが始まる前にパンクで終わる選手がいる。事前にパンク対策をするように」とのこと。前日に耐パンク剤を入れ損ねた僕は25cの練習用のタイヤを装備して、チューブと空気入れを装備して出走することに。いざスタートラインに並ぶと、他の選手は入念にタイヤをチェックしていました。自分も注意して眺めていると、タイヤに枝のささくれのようなものが刺さっていました。前後合わせて3本も刺さっていて驚きましたが、焦りながら取り除いてレースがスタート。


 先週の反省点を改善するために今日は誰よりも積極的に走ろうと決意しました。有言は実行します。序盤からアタックにできる限り反応。途中バイク審判から怒鳴り散らされ、せっかく乗った逃げが集団に戻されたりもしましたが、結局今日も逃げとタイミングが合わずに6人に先行されてしまいました。しかし前回とは違います。見えなくなる前にブリッジしなければ!と、単独で抜け出します。もう少しで逃げに追いつくところだったのですが、平坦路に入ってしまい、あと20メートルが埋められませんでした。そのあとはずるずると逃げから離れてしまいますが、後ろからブリッジしようとしてきた4人に合流します。STRAVAの有力選手がいたので必死に食らいつき、ツキイチで我慢しました。すぐに先頭交代に入ってうまくまわっていたのですが、途中の上り坂で足がなくなってしまい10キロ程逃げてちぎれてしまいました。


集団に戻ると、前の逃げ集団と変わりないぐらいに人数が減っており、そこからはアタックするが決まらず、の繰り返しで終始ペースの安定しない集団で走りました。あとは練習です。後ろのグループも3周目に落ち着きを見せ、平坦では時速50キロ前後で、集団全員でイタリアンローテーションをしてとてもきれいに回していきました。正直オーバーペースだったのでとてもしんどかったです。それでも前との差は縮まらず、前からちぎれて落ちてくる選手を吸収しながら気が付けばゴールは目前。最後は上り坂を上って直角コーナーを抜けてゴール。上り坂に入った時にインターバルを思い出しながら飛び出し、独走状態に持ち込みましたが、コーナーを曲がった直後に力尽きてしまい、ずるずると 分解した集団に抜かれながらのゴールでした。

結局、今日も前が見えていながら追いつくことができずにスタートから40キロ程で勝負する権利を逃してしまいました。「どうすれば逃げに乗って、勝負することができるのか。」というのをもう少し考え直さないといけないなと帰りの車の中でずっと思っていました。


8月18日(日)晴れ

2Wheels Early-Bird Men’s クリテリウム

結果:12位


出走は16時と遅かったため、前日の疲労を抜くために午前中はローラーに乗りました。午前中のローラーやレース前のアップでの感触は調子が良かったのですが、実際にレースが始まると足に疲労がたまっているのか全くアタック合戦に参加できませんでした。何より集団後方まで下がってしまっていて、中切れを埋めるのがつらかったです。中盤から前に出て走り始めますが、また逃げには乗れず・・・ 本当に進歩ゼロです。結局ゴール前に逃げは捕まるものの、スプリントでも全く位置取りができずにずるずるとゴールしてしまいました。中村さんにも服部のアタックはブリッヂしようとしている気持ちは伝わるが、他選手に比べて原付のようなキレだよ。と言われてしまいました。申し訳ないで す。


今周も土・日と中村さんには遠征に連れて行っていただき、ご飯もごちそうしていただきました。本当にありがとうございました。来週こそは観客を楽しませるようなレースにして、有終の美を飾って帰国したいと思いますので、残り一週間必死で自転車に食らいつきます!!


8月19日(月)晴れ


オフです。今日は6時前に目が覚めました。二度寝しようと思ったのですが、できず。朝食を取ろうとしたのですが、冷蔵庫にはバナナが一本。朝から外出の必要性に迫られてしまい、どうせなら!とSan Franciscoへ。もう7月のような大学生気分でウキウキ!という心境はなく、連日の試合で荒んだ気持ちで出かけて行きました。頼まれていたものを探して自転車屋を回り、昼過ぎに高そうなカフェで休憩して(本当に高かったです涙)、チョコレートサンデーにホットチョコレートと糖分を蓄えて1時間ぐらい景色を眺めてぼーっとして帰って来ました。


4年生 服部