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6月6日(水) 晴れ
メンバー 服部さん 吉岡さん 木村さん 鍵本さん 中村さん 渡邊 明石 戸祭 谷口
距離 106km
時間 5時間15分
コースは京美峠‐栗尾峠‐深見峠‐美山1周回‐周山街道‐花背峠‐大学でした。
今日は今週末の個人戦に出場するメンバーと出場しないメンバーで分かれて練習に行きました。
僕は個人戦には出れないので中村さんと渡辺 戸祭 明石の5人で走る事になったのですが、スタート前に中村先輩のタイヤのトレッドが平らになっていて、最近パンクばかりしている中村先輩と走る100km越えに不安を抱きつつ走り始めます。
京美峠は最近平地しか走れなくなっていたので木村さんのギアを重めで負荷をかけて登る練習を取り入れてアウターで登ってみました。
多分アウターほど重くする必要は無かったと思いますが、登り方を思い出すイメージで登りました。
そして京美峠から栗尾峠の間のトンネル手前で事件は起きたのです。
それは空気の抜ける音と共にやってきました
パンクです。
正直、中村先輩が今日の練習のどこかでパンクする事はタイヤの状態からしてみんな分かっていました。
しかし、この先に起こった出来事を誰が予想できただろうか・・・
パンクを修理しようと後輪を外してタイヤからチューブを外した中村先輩は突然渡邊にホイールを渡して一言
「トイレ行ってくるからちょっとやってて」
パンクを直す戸祭と渡辺
そこは先輩なのでパンク修理は後輩の仕事!
せっせと渡邊はパンク修理をします。そしてすっきりして帰ってきた中村先輩は渡邊に「ちゃうねん、ちゃうねん、そうじゃなくてこうやんねん、貸してみ」
と、自転車屋で2年間働いてきたスキルを後輩に披露してテキパキとパンク修理をしていきます。
そして空気を入れてみると・・・・「しゅーーーーーーーーーーーーーー!」 「ざわざわ」
チューブが古くて穴が開いていたか、パンクしたチューブを間違って持ってきてしまったのか・・・
気をとりなおして2本目のオーダー
そして空気を入れると・・・・「しゅーーーーーーーーーーーーー!」 「ざわざわ」
2本目もダメでした、そして最後のチューブを使ってしまうとこの先80km以上の距離でパンクした時に直せなくなるので状態のいいチューブにパッチを貼って直すことに
そして空気を入れると・・・・・ 「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」
これ行けんじゃね?
って事で約1時間遅れでやっとスタートしたのですが200mくらい走ったところで・・・・
はい、パンクです。
みんなの絶望感と中村先輩の申し訳ない空気の中で、もう一度パッチを貼ろうと穴を探すとまさかの3つも穴が・・・
せっせとパッチを貼って走れそうだったので中村先輩は折り返して、残りは予定通りのコースを走ります。
しかし1時間以上の時間差は確実に脚の動きを低下させていました。そこに追い打ちをかけるように強烈な向かい風が襲います。
そして追い込むと言うより追い込まれつつ道の駅で休憩
この後はいつも通り美山を回って花背峠までの周山街道をクタクタになりながら走りこんで、花背峠でインターバルをして帰りました。
今日はパンク事件の後から全員調子が上がらなく、気持ち的にも弱っていました。
自分自身こんなに走っていて楽しくない練習は久しぶりでした。しかし最後は足が動きだして最初に比べれば走れていたと思います。
後でみんなから谷口がいなかったらメニュー通り走る事も、追い込んで走ることもできなかったと言われてみんな精神的に追い込まれてたんだなぁと気付きました。
しかし、今日も明石が何度も危ない動きをしていたのでそれで集中力が落ちるようだと事故の元なので、練習中はしっかり集中していきたいと思います。
あと、中村先輩・・・あのタイヤは流石に無理ですよ(笑)