10月22日(土)雨

メンバー 服部さん 吉岡さん 木村さん 南野さん 中村 鍵本

ジャパンカップ
クラス:オープン
距離80km

今日は今シーズン最後のロードの試合であるジャパンカップに出場しました。
朝から雨が降ってましたが、宿が本部に近かったため宿でローラーをして試合に挑みました。
そしていざスタートラインへ。少し後ろだが、問題ないだろう。
スタートまで後三分程に。

しかしココで問題発生。手筈では上着を受け取ってくれる御仁がいる筈なのだが、発見出来ない。
焦る鍵本。
集中する周りの選手達。
残り二分程と言う実況。更に焦る鍵本。判断能力を無くした私はあの御仁を捜すため探索を開始しようと試みる。

しかしその時、友人の御両親に偶々出会った。私の状況を察して下さったのだろう。何と私の上着を預かって頂けるというのだ。
後がない私は礼を言い、スタートラインに戻った。
集中力を高めていく。
そしてスタート。つづら折りの古賀市林道に差し掛かる。前で木村さんがアタックをし、集団のペースが上がる。
踏み直そうとダンシングするが、路面が濡れているせいか悉く後輪スリップする。
気付けば登坂は終わり、集団内の位置取りもかなり後方へ。
しかもこの先の下りはかなりテクニカル。登坂時のグリップを考えると下りで前に行くのはほぼ不可能。
ならば下りは安全に行き、テクニカルなコーナーを抜けた後で前に行くしかない。そう思った私は安全走行でコーナーをクリアしていく。
しかし焦ったのかどうかは知らないが、後ろからあからさまにオーバースピードの選手が私と並走気味にイン側に突っ込んで来た。
当然その選手は転倒。私も巻き込みながら。
幸いにも怪我は軽かったので急いで再出走し、集団復帰。

二周目も古賀市林道で集団の後方にいってしまう。気持ちが急いた私は下りを先程よりも速く下った。そしてやってはいけない失敗、二度目の落車をしてしまった。
完全に集団から遅れ、グルペットで走る。ズルズルと広がっていくタイム差。
なんとか前に追い付こうとするが、下りを攻めれない限り、一人でアタックをかけても無意味だった。
追い付けないと分かると、大人しく集団内で足を溜める。
せめてこのグルペットの頭をとらないと気が済まなかった。
そしてゴールスプリント。イメージ通りにスプリント出来た。
これが先頭集団で出来たら、と一瞬思ったが試合にタラレバはないのでその思考は捨てる。
明日の試合を見て最大限学べるものは学んで来ます。

一回生 鍵本大地