第四回ジュニア強化育成トレーニングキャンプレポート(前半)‏

今回の合宿は震災の影響で、福島から鳥取に場所を変更し、行われました。

メンバーは高校生と早生まれの大学1年生を合わせて12名でした。

5月3日(曇り)86kmジュニア合宿初日。

この日は軽く流して宿に行きました。久しぶりにロードのメンバーと再開して思ったことは、冬に比べて体が絞れているな、と思いました。この合宿に対する意気込みが感じられ、まるで試合前のような良い緊張感を持って合宿をスタート出来たと思います。



5月4日(晴れ)145kmジュニア合宿2日目。

2日目はメンバー全員で二列のローテーションしながら長距離を走りました。10名を超える高速巡行のローテーションは普段はあまり出来ない練習だったので良い刺激になりました。参加しているメンバーの大半は競輪場に頻繁に入って高速巡行の練習をしているようなので自分もロードで高速巡行をやった方が良いのかな、と思いました。



5月5日140kmジュニア合宿3日目。

3日目は午前は70km程走った後にTTをして、午後はレース走を5本しました。レース走ではスプリントに自信がない選手は積極的に逃げを展開し、逆にスプリント勝負に持ち込みたい選手やカウンターアタックを狙う選手はその逃げを潰す、という展開が殆どでした。レースを観察して思ったことは、逃げをする選手は集団をよく見ていて、集団が落ち着いた瞬間にアタックをしかけている、と思いました。あのタイミングを読む感覚を養えば、自分がアタックを仕掛ける時や、逆にアタックを潰す時に有効だな、と思いました。

レース走を重ねていくうちにお互いのパターンが分かっていくので、相手の対抗手段と自分のパターンを修正していく作業は普段の練習では出来ないので、たまにレース走をしたら良いかな、と思いました。



一回生 鍵本