カリフォルニアより

8月8日(土)




Tea Solar Cycling Classic




カリフォルニア遠征3戦目、今回は少し内陸に入ったTurlockという街の街中でのクリテリウム。普段生活している涼しいサンフランシスコ近辺と異なり、内陸部は気温が高く、久しぶりに日本の夏を思い出す。

pro/1/2/3カテゴリーは観客も集まって盛り上がる、夜7時にレーススタート。

コースは4つの直角コーナーとホームストレート後の160度コーナーのある、1.3km程の周回を75分間。




スタートラインには27人の選手。

いつも通りスタートと同時にアタック合戦が起きる。自分も2回目のアタックが吸収されたタイミングで攻撃し、後ろから来た選手と回すが1周程で捕まってしまう。

今日は前半は積極的に動こうと決めていたので何度か攻撃するも、逃げを決めきれない。

中盤阿曽さんがアタックし、その単独逃げが決まる。スパーンと飛び出していき、集団も踏むが変わらない間隔を保ちながら踏み続け、後ろが諦めムードになるまで踏んでいってあとは回して逃げを決めていた。一緒に走っているのでこういう走り方を学ばなければいけない。

自分は中盤は上手く集団の中で力をセーブできず苦しい状態が続く。途中で周回賞を取りに行くも取り切れず。

レースも1時間が過ぎラスト9周の表示。純粋なスプリント勝負では勝てる確率はとても低いので、必ず最後に飛び出すような動きが起こるのでそこを逃さないように集団前方に位置どる。

ラスト1周の鐘と同時に後ろから思いっきりアタックしてくる選手に張り付く。予想通のいい展開だがその選手もラスト500m程で垂れてしまい、自分もそこから攻撃できずに最後は集団スプリントで9位。

阿曽さんは最終コーナー前で一気にかけ、3車身程後ろを離して優勝!




集団からアタックして抜け出すことはできても、その後の逃げを決めるとこまでの短い時間を踏める力。集団の様子や雰囲気を感じ、攻撃をうまいタイミングで仕掛けるといったことがまだまだ出来ていない。無駄脚を多く使っている印象だった。




明日も今日と同じく60分間のクリテリウムの予定。

反省点をよく考え、しかしトライしてみないことには何が良くて何が失敗かは分からないので、またトライし続けたいと思います。




4回生 明石