第16回 全日本学生選手権クリテリウム大会

4月26日

クラス3メンバー・平松さん#52、佐藤#56、増田#55

おはようございます。
こんにちは。
そして、こんばんは。
今回は増田がお送り致します。

13時にクラス3の出走でした。

12時にコースが開放され、試走するかローラーでアップするか悩みましたが気温が高く、暑く感じたので試走をする事にしました。

この時点で増田は2つのミスをおかしていました。

12時10分頃から40分過ぎまでコースを走りました。
「そろそろ出走時間やし準備してスタート地点向かおー」と、車に戻り準備してスタート地点へ向かいました。
すると当たり前なのですが、サインシートがありました。
「あっ、走る前に書くやつか!」とボケた頭で思っていると、役員さんに「15分前にはサインしに来てください。」などの有難いお説教を頂きました。
招集とマシンチェックの存在を完全に忘れていました。
私と同じく佐藤もでした。
これが1つ目のミスです。
もちろん、最後尾スタートです。
そして、平松さんはと言うと…、なんと!30分頃から見当たらなかったそうで、スタート地点で並んでいると…、最前列の真ん中ではありませんか!!
さすが先輩!と思いつつ心の中では「最後尾スタートでも前に出れるし焦らんと行こ」とナメた考えでいました。

スタート10秒前に気合を入れるために「シャーッス!」と言い、私に続き周りも言い始めました。

スタート後、ローリングなので一つ目のコーナーに入るまではゆっくりです。
この間に前に出ようと右側から先頭を目指しました。
水溜まりならぬ砂溜りが右端にあり、とても深く私の前の選手がはまって落車しかけていました。
私も避けることができず、落車しかけました。
そして再び最後尾へ。
コーナーに入る手前でローリングが終了し、先頭がペースを上げました。
最後尾の私がコーナーへ進入したとき、先頭は次のコーナーに差し掛かっていました。
もがいて前へ向かいましたが、どうも脚の筋肉が張っているようで力があまり入らず5人程度しか抜かせませんでした。
アップ不足です。
2つ目のミスです。

この後は集団がバラけて先頭集団との差が開いていく一方でした。
周りの選手は誰も追わず、今のペースで精一杯のようでした。
なので私が飛び出し1人で追うことにしました。
誰か着いて来てくれてるかな?と期待しつつ後ろを振り向くと…。
誰もいない…。
「おいおいマジかよ」と思い、いや、声に出てたかもしれませんがそのまま追いました。
先頭集団との差は結構ありました。
集団の後ろを走っているバイクに抜かれ「もう切られるのか。でも、この差で追い付けたらカッコイイな」とニヤけて追うことを諦めず続けました。
だんだん追いついてきて、バイクが私の後ろに回りました。
「よし、このペースなら追いつく!」と確信をもってすぐに先頭集団のペースが上がり、追いつく前に離されました。
そしてバイクに抜かされました。
そこで気持ちが切れました。

何周1人で走ったかは周回板を見る余裕がなかったのでわかりませんが、確実に1人で走っている時間が長かったです。
今回のレースの内容としては、招集忘れでスタート地点へ行く時間も遅く最後尾スタートになってしまい、アップをもっとしっかりしていたら先頭集団へ追い付くことも出来たかもしれない、競技人生4年目とはとても思えない、とても恥ずかしいレースでした。

高校時代に自転車の基本を教えて頂いた自転車競技部の監督兼コーチさんにアップ不足で怒られたことを思い出しました。
今、監督兼コーチさんと勝負すると私の方が強いかもしれません。
自転車の世界は強い人が偉いのですが、このような初歩的なミスを犯すようでは走りが強くても、本当の強いとは別なのではないでしょうか。
なので、私はまだまだ監督兼コーチさんより強いとは言えません。
今すぐにでも強くなりたいです。
あぁ…、課題が山積みやわ。

正式な入部はまだ決まってませんがマネージャーが3人来てくれました。
色々サポートをしてもらいましたが、成績が成績なので申し訳ないです。
マネージャーが他のチームに自慢出来るぐらいに強くなりたいです。

1回生 増田拓貴