カリフォルニアより

おはようございます。日本とSan Franciscoとの時差は約16時間!毎日早朝からツールドフランスに釘づけの日々もそろそろ終わりを迎えようとしており、少々さびしい気持ちになっている服部です!

7月20日(土)晴れ

RED KITE Hill Climb Race

メンバー 中村さん 服部

距離 16キロ
時間 35分47秒(順位:?)

 今日は内陸部でヒルクライムのタイムトライアルに参加しました。コースは最初の6キロが平坦で、残りの10キロがヒルクライムという構成で、Tour of Californiaでも使用され、木守さんや廣浦さんも以前レースで上ったことのある上りでのTTでした。前回のDavisのクリテリウムの後に中村さんに上りのコースを見せていただいたので、上りのイメージとコースは頭にしっかりと入れてスタート地点に付くことができました。

 そして9時28分。スタートです。コースの地形的には序盤の平坦は追い風、上りは向かい風でした。平坦はずっとアウタートップで足が回り、自分の貧脚でも余裕で60キロオーバーのペースでした。心拍もマックスの少し下で走れていたので、とても調子は良いと感じていました。しかしここで問題発生。

まさかの     コ ー ス ア ウ ト ! ?

 右折するところを、気が付かずに誤って直進しており、4分程タイムロスしました。結局、目標の山からだんだんと離れていることに気が付いて、コースまで戻りましたが、激しい向かい風で足・時間共に無駄にしてしまいました。
 それでも、気持ちだけは乱さずに走ろうと考えて、上り坂もしっかりとペースを乱さずに走りきることができました。しかし、しっかりと走れていても基がパワー不足で、しかも小柄で体重が軽い自分には、優勝は難しかったレースに思えました。

 改めてこの日はアメリカのレースの怖さを思い知らされました。日本のようにいたる所に立哨員がいて、コースが閉鎖されているわけではないのです。曲がらなければいけないコーナーもただ矢印だけで、走りながらも周りのありとあらゆるものに注意を払う必要がありました。もちろん、出走前に審判へのコース確認を怠った自分の責任なので、悔しさが一番残っています。生活に必要最低限の英語があれば、と思っていましたが、自分が気になったことぐらいは聞けるようになる必要があるようです。

7月21日(日)晴れ
Berkeley クリテリウム

メンバー 中村さん 服部

結果 9位

 この日は、サンフランシスコを超えてBay Bridgeを渡ったところにあるBerkeleyでクリテリウムが開催されていました。試合は16時35分スタートでしたが、会場に早くつくことができ、アップを2セットしました。(笑) 朝、足が重かったのでローラーに乗っており、この日は3回目のローラーでした。

 試合がスタートして、序盤はいつものようにアタック合戦です。今回の目標として、ずっと集団前方で戦う!と掲げていたので、何度か他人のアタックに反応したりしました。が、決定的なアタックには反応することができずに結局5人の逃げに集団はラップされてしましました。集団の牽引を試みるものの、途中の周回賞目当てでペースが上がるだけで全く集団としては機能していませんでした。そして後輪パンク・・・ 昨日に続いてついてないことが多いです。大会側が用意したホイールをお借りして、集団復帰しますが、変速の調子が悪く、走りながらの変速&ブレーキ調整。予想以上にうまく決まり、困難から脱出できました。

ラップ認定されてからまたアタック合戦が始まりました。しかし、また決定的なアタックに乗れませんでした。それでも2回目ということもあり、今度は逃がしてはいけないと思ったので、15秒ほど先行する6人の逃げ集団にブリッジしました。逃げに乗ってからは、しばらく後方で休んで、先頭交代にも加わりました。そして残り6周の周回が出されて逃げ切りは決まったなと思いました。最後に集団スプリントに備えていたのですが、番手についていたMike’s Bikeの選手が1ラップある選手だったために、スプリントをやめてしまい、ブレーキがかかった状態でゴールでした。

 今回のレースは調子がよく、足にも余裕があっただけにとても悔しい結果になりました。しかし、積極性に欠けるレースをしてしまったかな(特に序盤)と少し自分でも思ったので、来週のクリテリウムでは積極的に前で戦いたいと思います。

 中村さん、この土日に車をだしていただいただけではなく、車輪交換まで手伝っていただき、本当にありがとうございました。


7月22日(月)曇り

距離 55キロ
時間 1時間50分

 今日は足回しでHalf Moon Bay往復でした。風は行きが向かい風、帰りが追い風でしたが、ずっとインナーギアで回していたために特にペースの上下もなく走れていました。
 曇りの日はサーファーがやたらと多いHalf Moon Bay。これが沖縄や福井の海ならば、確実にダイブするところですが、ビビりの僕はアウェイでは調子には乗れませんでした。
今日は思ったよりも足のダメージは少なかったので、明日から来週の試合に向けて追い込んでいきたいと思います。

4年生 服部