カリフォルニアより
７月１０日（水）霧雨のち晴れ
距離 １６０キロ
時間 ５時間４０分
おはようございます。相変わらずPacificaは曇り空で、練習はじめと練習おわりに気持ちがもやっとしている服部です。
今日はPacifica〜Sharp Park Rd〜Skyline Blvd〜Canada Rd〜集合場所〜old La Honda〜Page Mill Rdで折り返して帰って来ました。初めてNoon rideに参加しました。
noon rideに参加するまで、６０キロの道のりがあるため、途中の丘や坂で踏み、平地、下りは休みながら走りました。Canada Rdではメディオを行い、身体を動く状態にして全体練習に備えました。
noon rideでは序盤は文字通りぬーーーーんと進行していきました。英語の会話を聞き取ることができずに、とりあえず投げかけられる会話を持ち前の笑顔と「OK!」の一言で乗り切っていました。そして、左に曲がるサインが出され、曲がってみるとold La Hondaの文字が。ここから上りかと思い心構えをしていると、一人クイックステップのジャージに身を包んだスプリンター体系の人がアタックして行きました。すかさず反応し、抜き去りました。この人はやはりスプリンターだったようで、とても苦しそうに序盤から追い込んでいました。しかし、自分もold La Hondaは初めてだったため、ペース配分を失敗して、結局終盤で一人に抜かされてしまいました。頂上にはポロポロと人が集まってきて、６人で再出発しました。特にペースは上げずにPage Mill Rdに到着しましたが、ここからの下りが他の選手が早すぎてちぎられました。一人でPage Mill Rdを下り、帰路に着きました。
帰り道はずっと向かい風で、心拍計をずっと見ながら帰ってきました。行きの時間よりも１０分程度時間がかかりました。
この日は人と走ることが予想以上に楽しくて、またnoon rideに参加したいなと思いました。
７月１１日（木）曇りのち晴れ
距離 １４５キロ
時間 ５時間４０分
この日はPacificaより北に向かって走ってみました。コースはSkyline Dr〜Great Hwy〜GG Bridge〜north California１〜Sir Francis Drake Blvdを通ってFairfax、San Anselmo、Ross、Mill Valleyを抜けてGG Bridgeまで戻ってきました。そこから、Skyline Blvdでインターバルを行い家に到着しました。
初めてのコースということもあり、迷わないか心配でしたが、無事に迷わず帰って来れました。
北カリフォルニア１号はGG Bridgeを渡ってからは海岸沿いに出るのですが、ずっと断崖絶壁を走るためにずっとアップダウンでした。このコースは基本的には直線が多く、下りでこがなくても時速７０キロを超えるような坂が多かったです。逆にいうと・・・ 上るのが大変な坂も多いです（涙）
走り出して５０キロ、やっと本日の目的地であるBolinas Lagoonに到着しました。ここにはすばらしい景色が広がっているはず！と思っていましたが、曇り空と気温が低いということもあり、海水浴場にあまり人がおらず、少しさびれた感じの湾でした。とても残念です。景色が気になった方は、Googleでの検索をおすすめします。
練習内容に戻りますが、ここからもアップダウンがずっと続き、７５キロ地点でやっと晴れ間が見えました。と同時に別れ道が現れました。やっとアームウォーマーとウインドジャケットを脱ぐことができ、気持ちが一気に晴れました。しかし、ここから始まるSir Francis Drake Blvdも、町から町へとつながる道路のため、何度も上ったり下ったりを繰り返します。しかも、途中の３キロ程度、「ここは未舗装か！？と思わせるほど路面状況が悪く、何度もパンクしたのではないかとタイヤをチェックしました。
途中のFairfaxやSan Anselmoは普段生活しているPacificaとは違った雰囲気の町だったので、走っていて気持ちよかったです。そして、後半に控えているMill Valleyの上りと、GG Bridgeまでの上りは向かい風と重なり合って破壊力満点でした。帰り道では、霧がかったSan Franciscoの街がとてもきれいに見える海岸で、手作りのサンドイッチを食べて少し休憩して帰ってきました。
今回走ったコースは最初の７０キロがずっと曇り空だったので、少し残念でしたが、晴れればきっと素晴らしいコースだったと思います。ただ、GG Bridgeに混雑具合によっては少々息が詰まる場面もあるので、平日限定のコースにする必要があるなと思いました。
７月１２日(金)曇り
今日はオフでした。完全休養日で、昼まで寝て午後からは買い出しに行きました。スーパ
ーではアメリカンなおばちゃんに話しかけられ、５分ぐらいカレーとお金と仕事について語られました。たぶん、こんな内容です。「カレーのルーはいったいどこだい！？ いつまでアメリカにいるんだい？ アメリカで滞在して生活するにはお金がかかるから仕事しないとね。私が仕事を紹介してやろうか？ハハッ。また見かけたら声をかけておくれよ、ボーイ。バイバイ」（訳：服部）正直困りましたが、アメリカに来た当初よりは受け答えできていたかなと思います。
それでも、コミュニケーションが取れない生活はとてつもなく苦労するものだと改めて感じました。帰ってからは緑色のヤツと赤色のヤツと格闘してカレーライスを作成しました。鍋で米炊きもだいぶうまくなったので、この日は久しぶりにお腹いっぱいご飯を食べることができました。
