カリフォルニアより

3月17日 晴れ 最高気温20℃ 最低気温8℃
レース名 Berkeley Streets Criterium
メンバー 牛塚さん 鍵本さん 谷口


今日は久々のレースでした。先週は参加人数が少なすぎたので見送って、本当なら昨日も大学生だけのレースに出るはずだったのですが海外選手はエントリーできないらしく、今日のクリテリウムのPro/1/2カテゴリーにエントリーしました。


こちらに来てから出たクリテリウムは全て惨敗でした。とにかく後方に追いやられて切れてしまう。
今回は集団の中に埋もれてでも付いていこうと決めていました。


今回の出走時間は15時だったのでかなり遅いスタートでした。レースは1kmも無い正方形のコースで、上りと下りが1カ所ずつあるコースでした。
現地に付くまでは順調だったのですがレースの後半から会場周辺に入ろうとしても交通規制の影響で渋滞に捕まってしまい到着したのがスタート40分前でした。
鍵本さんに僕の代わりにエントリーとゼッケンの取り付けをしてもらっている間にローラーでアップをして、スタート10分前からコースの試走に入れたので3周ほど回って先頭でスタートラインに並びました。


前回はスタート位置が最後尾になってしまい失敗してしまったので今回は先頭をどうしてもキープするために早めに並びました。
レースは60分の時間制で行われました。
スタート直後に2名が飛び出し、集団の先頭を引くかたちで2周ほど走ったところで後ろの選手が上がってきたので下がりすぎないように4人くらい前に残して位置をキープしようとしたのですが、1周の距離が短く4つしかコーナーのないシンプルなコースですが裏を返せば常に連続コーナーの続く非常にコーナーの多いコースなのです。
さらに意外と登りのスピードが速くてキツかったのと、下ってからの直角コーナーは自分の中の限界のスピードを越えていました。
ブレーキもそこそこに下りきってからコーナーのインに突っ込んでもアウト→アウト→アウトで外から抜かれてしまい、すぐ次のコーナーでは1列分イン側になってしまうのでコーナーの侵入角度の違いで切り込まれてしまいました。
こうなっては仕方が無いので選手の後ろに付いて同じラインで侵入してもビビッて侵入速度が少し遅くなってしまい少し中切れを起こしてしまいます。そしてまた外から抜かれてしまい前になかなか上がれない状況が続いて前の選手と少しずつ離れていき、その差を詰めようと必死になっているとその選手達の集団もメイン集団から千切れてしまい、逃げ・メイン集団・千切れる寸前のLEOPARD SAPPOROチーム・僕が等間隔に走っていました。


すると前のLEOPARD SAPPOROチームの一人が諦めて降ってきた後、残った2人も踏むのをやめてしまいました。それから4周ほど走った後、1周が短いので切れるとメイン集団にすぐに追いつかれてしまうので下ろされました。


今回のレースで差が出たのはコーナーの速度の速さ、重心の位置です。多少の誤差であれば今までは立ち上がりで修正ができましたが今回はコーナーが連続的に続き、一方は上り、一方は下るコースだったのでコーナーを抜けても差を修正するポイントが無いまま次のコーナーに突っ込み、立ち上がりで離れるの繰り返しでした。
コーナーのラインは完璧なのに何度も外から抜かれたので、明らかな速度差がありました。レースが終わってから牛塚さんと鍵本さんと3人でコーナ中の重心についての話をずっとしていましたが、クロスカントリーなどのスキー競技をしていた牛塚さんからも転用できそうな話をいくつか頂きました。


結果的に僕はコーナーの侵入速度が足りないので限界を攻めれていないという事になったのですが、何度も転けながら感覚をつかむのは無理なので少しずつコーナリングを磨いていこうと思いました。
そして本格的なインターバルトレーニングを行い、もっと基礎的なトレーニングをする必要があると思いました。


今回は中村さんに代わり、サポートや現地までの移動などを受けて頂いた牛塚さんありがとう御座いました。また鍵本さんもサポートありがとう御座いました。お陰で時間に余裕ができてアップすることができました。




1回生 谷口