カリフォルニアより

2月17日(日)晴れ

メンバー 中村さん 木守さん 平塚さん 谷口 鍵本
距離 102km
順位
木守さん 7位
平塚さん DNP
鍵本 DNP
谷口 DNP

本日はPINE flatの1/2/PROカテゴリーに出場した。
今シーズン最初のレースという事もあり、少しばかり緊張気味であった。
格上が多数いると予想していたので、有力選手が混ざらない逃げを決めるしかないと思っていた。
作戦などとは呼べないアバウトな考え方ではあったが、このレースのコース状況や好まれる展開、選手の実力がハッキリとわからない以上、臨機応変に動くしかないと思っていた。

レース会場は湖の近く、という条件に加え早朝レースの為、予想以上に冷え込んでいた。
その対策として、ニーウォーマーと長袖アンダーを着込む事にした。今思うと、長袖アンダーはやり過ぎだった。レースはスタート地点から激坂があり、その登り(500mもない)ニュートラルで登りきったらスタート、という流れ。僕はニュートラルの最中にほぼ最前列にいたので、スタート直後も最前列付近のポジションをキープしていた。
さあここからレースが始まるぞ、と気合を入れ直していると早速始まるスタートアタック。集団から一人が飛び出す。
それを一度は見送りかけるが、追走体制に入る選手が1人。それにくっついていき、1人で追走し、前と合流して3人へ。
5km程走ると更に後ろから3人加わり、6人で逃げ始める。そこで何故か始まるアタック合戦。
オッサンのアタックにより消えていく仲間達(オッサン)。気づけば2人脱落し、4人でローテーションしていく。
後ろとの差は徐々に空いていき、40km地点では2分差になっていた。調子に乗った僕らはペースを上げていくが、終盤の登り坂にさしかかった時に事件は起きる。二度目のサポートバイクが来た際に後ろとのタイム差を聞いたら2分と言われ、タイム差が変わらない事が発覚。
その時、逃げメンバーの1人が後ろに泳がされていると思ったのか、いきなりアタックをし始める。
それからは互いに協力体制無視のアタック合戦となった。
80kmを過ぎた辺りから集団がばらけはじめ、83km地点で前に僕と1人、後ろに2人となる。少し走ると後ろの2人組が追いつき、そのままの勢いでアタックしていきました。
僕はそれにあわせてカウンターアタックしたが、更に後ろからカウンターアタックをされ、ちぎれてしまった。
実力不足がここに来て露見してしまった。その後、木守さんがいるグループに追いつかれましたが、ついてもすぐにちぎれてしまった。
そうして残り10kmほどを1人で走り、ゴールした。
平塚さんはパンクしてしまったようです。
最初の逃げに乗れて、成功させたまでは良かったのですが、逃げた後に勝負出来なければ何の意味もありません。
そういった意味で、今日のレースは反省すべき点が多くあると思う。
改善点を見出し、明日のレースに備えたい。

京都産業大学2年生 鍵本大地