第48回 日本学生自転車競技新人戦(西日本大会)

レースレポート

今日は滋賀県大津びわこ競輪場で新人戦が行われました。
参加メンバーはポイントレースに田中 渡邊 戸祭。個人追い抜き(4kmIP)に明石と谷口。ケイリンに中村さんが出場しました。


同時開催の滋賀県自転車競技記録会の1kmと200mに全員出場の予定でしたが台風接近のため中止になり、出場種目が無くなった南野さんはサポートをしてくれました。
また、木村さんと服部さんもサポートに来てくれて、タイムの計測や選手のサポートをして頂きました。


ポイントレースは渡邊の積極的な逃げや、朝日がコントロールする集団を活性化させる田中の走りなど色々と動きのあるレース展開でした。


ポイントレースはこんな感じで終わり4kmIPの時間が迫ってきます・・・
先週より気温もかなり低く、雨も風も強かったのでいつもより余裕をもってローラーで長めのアップをしました。
ただ今回は台風の接近で風が強いのでバトンホイールを前輪に使うか使わないかを最後まで悩み、スタート5分前のバンクの風を読んで最終的にバトンで走ると決めました。


そしてスタートの時が来てホルダーが付いたとたんに風が出始め、ホルダーに付いてもらっているのに車体が振られるほど・・・
ヤバいと思いつつもスタートからペースを上げていくと速度が乗り切る前に前輪が風に煽られてダンシングどころじゃない!
早速スプリントレーンを外れ、蛇行しながらなんとか走りました。


外から見てる分にはそんなに危ない走りには見えなかったと思いますが、本人は2周目の時点で「風が強すぎてこれ以上走るのは危険なのでやめます!」って言いそうになるくらい風が強く、ハンドルをとられ、前輪がすくわれる感覚を何度も感じました。


しかし、その後の5周は風も少し弱くなり、ペースで周回が出来ました。


結果は屋外自己ベストの5分03秒487でした。
先週の向日町で測った4秒の方が出し切った感はあったので、今回は前半も含めてダメだったのでタイムは出てないと思っていたのですが終わってみれば自己ベストだったので良かったです。風も暴風じゃなく普通の風なら5分は切れてたかもしれないと思うので次また測るのが楽しみです。


いつも完璧な状態で出走できるようにしていますが、天候などの自然はどうしようもないので、今回5分は切れませんでしたが、この天候の中で自己ベストが出たのは良かったと思います。また、今回初めて4kmIPを走った明石もポジションも出ていなければ1度も走ったこともないエアロポジションで初めて測って36秒なら良い結果だったのではないでしょうか?本人も「個抜きを続けてる人の気持ちが少し分かった」といってたので個抜の理解度が少し上がりました。




1回生 谷口