チャレンジロードレポート

4月4日チャレンジロードレースに行ってきました。
結果は
http://jcf.or.jp/files/2010/04/CHALLENGE_RESULT1.pdf
でご確認下さい。

一昨年は自由参加の形態で参加し、中村弦太が優勝。
昨年は『じっくり乗り込んでいく』ためにスキップ。
今年は例年より早く開催される個人ロード(学生選手権ロード)に合わせて早く仕上げて行く為に参加した。
(実際は道路事情により例年より遅い開催になってしまいましたが…。)

ただ参加するのではなく個人ロードに向けての好感触を得て欲しかった。
沖縄での一ヶ月に及ぶ合宿が、ただの旅行でなかったと証明して欲しかった。

しかし、レースがスタートすると毎周回複数人が脱落し、レースが折り返しに達した頃には集団には吉岡と丹後の二人だけしか残っていなかった。

先頭で逃げていた木守は登り区間で他の選手と接触し転倒。すぐさま再乗しようとするが、右手の小指が見たことの無い形に変形しており、大事を取ってリタイア。骨が皮膚を突き破っているかのように顔を出していたが、病院でのレントゲン診察の結果脱臼と診断。手術で回復を待つばかりである。
応急処置の間も救急車の中でも一度も『痛い』と言わず、帰りの車の中では『何かが足りていなかったのかなぁ』と反省する木守の強さには平伏する。


点を取らなくてよいフォワードや点を取られてもよいディフェンダーなら誰だってできるように、完走しなくてよいレースなら誰だってできる。それこそ自転車とヘルメットがあれば可能だ。

今回リタイアした選手や好成績を収めることができなかったチームは、世間から見れば、『自転車とヘルメットを持って沖縄まで日焼けに行ってきた』ことになってしまった。

そんな自分たちの状況を飲み込めていないのか、恥ずかしくもないのか、いつもと同じケラケラと笑い声の耐えないチームはとても残念でなりませんでした。


監督:秋田