ツールドソウル

滞在2日目

ホテルで食事をとり、9時半から選手たちは自転車に乗りに行きました。同じ日本から参加しているマトリックス・パワータグチームの選手達と一緒に走らせてもらうことにした。レースコースの下見も兼ねて走りに行きたいところだが、明日のレースは高速道路も含まれているので下見のしようがない。コースレイアウトにこだわらずに郊外へ向かうコースを探し走る事にした。

選手たちが練習に出たあと、濱野@メカニックと二人で地図を片手にホテル近辺を散策して歩いてみました。

街中にロードレース開催の為の交通規制を知らせる案内看板や大会ポスターが貼られている。大阪で言うと御堂筋、東京で言うと環八(ちなみに京都なら河原町通り)を突っ走る感じだろうか?こんなに大きな道路にロードレースで規制をかけられることに驚きを感じてしまう。

スタート・ゴール地点のある光化門を目指して歩く。ソウル市庁前の道をまっすぐに北上すると目の前に李舜臣将軍の銅像が目に入る。元禄・慶長の乱に置いて豊臣秀吉率いる日本軍との戦いに置いて活躍をした国民的英雄である。その銅像の横が今回のレースのスタート地点となっている。

午後にはライセンスコントロールや監督会議などがあり、レースムードが一気に高まり始めました。

監督会議では細かな変更点やレースにおける注意点などが伝えられました。今回は各チームにチームカーが用意され私がハンドルを握る事になりました。しかも隊列の順番のくじ引きでは前から4番目と、かなりの好条件であります。後ろから選手の走りも観る事が出来ると思います。

明日は天候が微妙な予報でもしかしたら雨の中のレースになるかも知れません。選手にはミーティングで精一杯走るようにだけ伝えておきました。

山岸正教