第30回全日本学生選手権個人ロードレース

6月8日(日) 晴れ時々雨
メンバー:秋田監督 山岸コーチ 谷口 田中 戸祭 明石 中井 須堯 間瀬 平松 安田 樋口 佐藤 増田 塚本 木下 東 渡邊

長野県木曽郡木祖村奥木曽湖周回コース9km×20周+1kmを走る181kmのロードレースでした。
今回の結果が(完走者3名の順位)、ツールド北海道出場を決め手となるため、絶対に出場を決めるという気合を入れてスタートへ。

レースは、スタートと同時に鹿屋の選手が逃げグループを作り、メイン集団をコントロールするという展開。
数周もすればタイム差は5分を越え、逃げにウチの選手を送ることができなかったことに走りながら後悔することに…。
序盤は落車などのトラブルの危険が付きものなので、前の方でクリアしていくも、3周目のスタート地点すぎで落車に巻き込まれてしまった。
幸い溝に嵌っただけで戸祭に助けてもらい、事なきを得る。
初めの約10周は、比較的ペースも遅いため、逃げとは差が詰まることはなかった。
半分も越えると段々とメインではペースがあがり、集団の人数が減っていく。
それまでに明石、須堯は落車し、間瀬、安田はパンク、谷口、戸祭、田中、樋口は遅れてしまう。
メイン集団では頻繁にアタックが起きるも、すぐに吸収というパターンが繰り返し、残り5周もすると、中井、渡邊の2名だけがメイン集団に。
残り3周で数人がバラバラでアタックをし、それが結果として追走集団として10人ほどの集団が作られた。
なんとかそこの集団に自分も乗るも、かなりイッパイイッパイで何とかついていくのがやっと。
残り1周の上りで千切れてしまい、ゴールまで単独でいき、17位でゴール。
メイン集団の先頭を中井が獲り、18位でゴール。

完走者3人を出すことはできませんでした。
しかし、去年のインカレで残した総合2位、TTTの6位、今回で、結果としてツールド北海道の推薦を3位でいただくことが出来ました。
目標としていたツールド北海道出場を達成しましたが、今回のレースがチームの現状を表していると思います。

各々がこれから取り組まなければならない課題というものは見つかったと思います。
でも、自転車に乗るだけじゃなく、もっと他のことをきちんと取り組むことからこのチームはしなければならないと自分は感じます。
今回は、クイックが無い、代輪の空気が入っていない。ということがありました。
遠征前から準備するように投げかけても、「誰かがやるだろう、自分はしなくてもいい」という考えの自己中心的考えの持ち主ばかり。
きっとこういう風に言っても、自覚症状が無い人間には影響することは微塵もないでしょう。
だって自分には害がないと思っているのだから。他人に迷惑をかけていることにも気付かずに。

自分も人のことを言える立場ではありませんが、早く自分で自分のチャンスを潰しているということに気づいて欲しいと思います。

秋田監督、山岸コーチ、サポートとして頑張ってくれたチームメイトの皆、ありがとうございました。
もっと全国に通用するチームにしていきたいと思います。

3回生 主将 渡邊