バンク練習

まだ沖縄から送った自転車が各自の元に届かないため、急遽向町競輪場にて練習させていただくことにしました。
当日は、高校選抜に向けた京都の高校生たちの最後の強化合宿と、三船雅彦氏と京都の競輪選手による自転車スクールが開催されており、貴重な時間を割いていただくことになりました。
この場をかりてお礼申し上げます。ありがとうございました。

会場にカリフォルニアで一緒に練習させていただいた小石選手が来ていました。
今年から日本で走ることとなり、木守と懐かしの対面をしていました。



私と同学年の村上義弘選手SS班と少し談笑する機会に恵まれました。
『もう今の若いコには、村上みたいに気合の入ったのがいてへんわ。』
『なんでやねん。俺なんかなにやっても中途半端や。年甲斐もなくまだ選手やってるわ。同世代が指導者的な立場に立ってるのに。』
とトップ選手はあくまで現在の自分に陶酔することなく、自己否定をしていました。

久々に三船氏とも話をさせていただきました。
『この中から将来ツールドフランスを走るコが出てくるかも知れませんね。』
『俺がヨーロッパに行ったとき、お前なんかプロになるなんて99%無理だと言われた。だから可能性なんか1%あれば充分や』
含蓄のあるお言葉に心が震えました。

秋田



デモンストレーションで400mスタンディングスタートを披露する山岸コーチ


発起人の三船元プロも子供たちに走りながら指導


子供たちにバンクの走り方を教える京都府の競輪選手達


SS班村上義弘氏も子供たちと走る


三船氏とJCFジュニア強化スタッフの坂井田先生の理想は高い。


デモンストレーションにフライング走行をする競輪選手



デモンストレーションに模擬競輪を披露する競輪選手
1着の緑が村上氏 2着の黒が山岸コーチ