昨日、部のオフトレに顔を出してきました。
普段、全くと言っていいほど顔を出さないので、毎回がとても新鮮です。

まず階段ダッシュです。
見た目たいしたこと無いのですが、一回ダッシュで登ってみると、老朽化した体に致命的なダメージを与えるには十分で、思いのほかきついことをしているんだなと感じました。
しかし、その中でも、ただ階段を上り下りしているだけの選手や、『階段上り下り競技』の選手になっている状況は否めませんでした。我々は自転車競技の選手なのですから、階段を利用した基礎体力向上を狙うか、自転車に通ずる筋肉や神経を発達させていく必要があります。
このあたりは指導を入れておいたので、今後の活動の指針になればいいのですが。

次に体育館のトレーニングルームを利用したウエイトトレーニング等です。
各自なんとも未熟なトレーニングに愕然としました。
パワーやスピード以前にウエイトトレーニングの動きを知らないのです。
女子バドミントン部の方がよっぽど良い動きのトレーニングをしていました。
初めて体育館に入ったのですが(私の在学中にはこの施設はありませんでした。)かかっている費用は莫大なのだろうと想像できるのですが、おいてある機器がなんともお粗末で、その辺の市や町の体育館と同レベルでした。
とりあえずこのあたりを購入しておけばトレーニングルームらしく見えるだろうという感じです。
安全面を考慮してか、しっかりとしたフリーウエイトも見当たらないです。
普段は居られるのかもしれませんが、トレーナーのような存在も見当たらず、自転車部は各自おもちゃで遊んでいる状態でした。

なんにせよ、ウエイトトレーニングひとつにしても明確な目標を持たないことにはただの時間つぶしです。待っていても勝利が向こうから歩いてくることは無いことに気づいて欲しいです。


監督 秋田