アメリカより

今日は今回のアメリカ遠征ラストの試合、UniversityRoadRaceへ行ってきました。
アップダウンのみと聞いていたのですが、上りはだらだら2キロほど上って、最後の100メートルくらい傾斜がきつくなり、あとはガッツリとアウタートップで下る周回コースを20周する、60マイル(100キロほど?)の試合でした。事前にBMCの選手が来ると聞いており、前日にネットで調べると、どうやらすごい選手のようでした。この選手が今回の試合の要点になると感じました。
そしてスタート、と思ったらなんと岡の車輪がスローパンク!すぐにチューブを交換しようとしたものの、近所のチャリ屋で買ったチューブが不良品で、穴が開いていました…
そして試合が始まり、アメリカのレースらしく、アタック合戦でペースが上がり、半分過ぎには20人ほどの集団になっていました。これまでのレースには無い、タフな試合です。しかし、BMCの2人には特に動きがありません。というか、たまにしんどそうです。

レースも終盤にさしかかり、少人数の逃げができ始めるものの、こちらの集団にはBMCの選手がいるため追いませんでした。
しかし残り2周が近づいた時、ヨーロッパのセミプロFabriceを含む2人の逃げが距離を広げ始め、これはまずいと思ったので上りに入って先頭を引いて追い始めると、BMCはいなくなっていました。
結局Fabriceには追いつかず、こちらの6人ほどの集団でヒジを使って番手を奪いスプリントをしたものの、集団内で3位。前に2人の逃げと3人の逃げがいたため、結果は8位でした。
今回のレースは完璧に僕の判断ミスでした。その時逃げに乗れたからといって最後まで逃げに乗れたかは分かりませんが、あの状況で逃げを追わなかったのは、BMCの選手がいるから何とかするだろう、と少しでも思った僕の甘えです。いまだに自分にイライラしています。

インカレでは自分の納得いく試合ができるよう、しっかり周りを見て走ろうと思います。

四回生 佐々木