アメリカより

佐々木7位入賞
今日はWinters Road Raceを走って来ました。Winters Road Raceは平地が主なコースで、1ヵ所上り(江文峠より傾斜はゆるく、距離は感覚的には2.5倍?)を含む1周40キロ程の周回コースで、このコースを4周するレースです。

スタートしてしばらくはサイクリングペースが続き、それも最初の上りが終わる頃には積極的にアタックがかかるようになり、僕もたまに上りでアタックに乗るものの、平地で大集団に追いつかれてしまいます。平地で誰かがアタックをかけても一緒で、集団が細長くなってペースが上がり、追いつくとペースが下がります。後ろに下がるとインターバルがきつくなるので、佐々木、岡ともに常に先頭から20番目以内をキープし、レースは進みます。

2周目が終わる頃、イタリアのセミプロを含む2人の逃げが決まります。いつもならペースが上がる集団もなぜか見送り、その時は僕も決まるとは思いませんでした。その後逃げ集団との差は2分以上に広がりましたが、集団の様子は変わりません。この頃から今日のレースは力を小出しに分けて使っても無駄足を使うだけだと感じ、集団内で力を温存し、1発の勝負に賭ける事に決めました。

ラストの4週目、僕のいる大集団の前に5人ほどの逃げ、さらに前に2人の逃げがいます。そして勝負すると決めた上りのふもとの平地で単独でアタック、良い感じで集団との差が開きます。出来る限りの力で坂を上り、坂の半分あたりで5人の集団を追い越し、頂上では1人になっていました。ここからゴールまでは十数キロほどです。

コースアウトしたら有刺鉄線行きの下りをびびりながら攻め、平地に入りますが、後ろに選手は見えてきません。そしてゴールまで5キロの目印にしていた湖が見えてきました。このまま走り切れば3位以内に入れます。しかし後ろを確認すると10人ほどの追走集団が迫っていました。このまま単独で逃げ切るのは無理と判断し、集団に加わります。その後1度アタックするもののすぐに追いつかれ、ゴールスプリントは集団内で5番目、2周目あたりから逃げていた二人はそのまま逃げ切ったので、僕は7位でした。

岡は4周目の下りでパンクで遅れてしまい、あとは平地で集団についていき、得意とするスプリントをするだけという場面だっただけに非常に残念でした。

しかし佐々木、岡ともに調子は上がっており、僕は幸恵さんに合わせてもらったポジションのおかげか脚の疲労の仕方が全く違います。
明日はクリテリウムがあるのですが、1つでも上の順位を目指して頑張ってきます。



4回生 佐々木