西日本学生選手権

kyoto-sangyo-univ2008-05-04

スプリント
ポイントレースにエントリーしたはずの清水が、エントリーミスなぜかでスプリントに…。
気持ちを入れ替えハロンに挑むも12秒ちょいで予選敗退。
しかし自己記録更新で仕上がりの良さをアピール。

1KTT
番匠谷が自己記録から遠く及ばないタイムでゴール。合宿の疲れが抜け切れていないのだろう。
川島も自己記録から遠く遠く及ばないタイムでゴール。これまた合宿の疲れが抜けていないのだろう。
板谷は1分12秒で自己記録を大きく更新。監督が高校生のときに乗っていたパナソニックのフレームで素晴らしい走り。
調整の遅れが心配される佐藤だが1分12秒で潜在能力の高さをアピール。夏までに10秒を切るタイムを期待する。
主将渋谷は1分11秒。渋谷の身体能力から言えば不本意なタイム。この種目で狙っていくにはさらなるハイパワートレーニングの追加が必要だと思える。

4km個人追い抜き
今シーズン最も成長し、また成績を残している中村が出場。
5分を切るタイムを期待したが、風邪による体調不良で思うように集中できない走りで5分9秒と沈む。
スタートからの600メートルでもっとスピードに乗せることが出来れば、5分を切ることは造作もないことに思える安定した走り。

ケイリン
多田が出場。ダッシュ、戦術ともにまだまだ未熟といえる。練習内容が中長距離に傾いているので、ケイリンで全国を狙うには渋谷同様ハイパワートレニングの追加が必要だと思える。
というよりハイパワートレーニング主体に切り替えることも考えなくてはならない。

ポイントレース
岡、佐々木、木守、湊、山森、廣浦の6人が出場。
スプリントからポイントレースに転向の岡に個人的な期待がかかる。チームプレーの禁止を申し渡し、各選手の勝利へのアプローチを観察することにした。
一回目のポイントを1着通過し、教えた戦術を忠実にこなす岡。
集団から積極的に飛び出す木守、湊、山森。
得意の独走を決める佐々木。
後手後手に回る苦しい走りでも前に喰らいつこうとする廣浦。
休むことなく常に攻撃を繰り返す京産生に、監督であることも忘れ大声を張り上げた結果、声がかれてしまった。
結果は木守の2位が最高だったが、本当に素晴らしいレースだった。

チームスプリント
1走 渋谷
2走 岡
3走 木守
スタートの渋谷が周回を間違え、1周半引いてしまい、途中棄権による失格。
『緊張しすぎて、なにがなんだか分からなくなってしまいました』
たかだか西日本のチームスプリントに、そこまで緊張して望む主将渋谷の姿勢に、今後の京産がまだまだ強くなる可能性を感じることができた。

リザルト
http://www.remus.dti.ne.jp/~jicf/tw080504.pdf


監督 秋田 謙